新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 日野⑤

2023/06/26(Mon)

さて新たな報告です。

近場駅ノートの概ね5巡目は、和歌山県日帰り可能な地域
概ね終わりましたので、滋賀県から京都府にかけての地域へ移る
事にしましたクラ駅長です。

…まずは滋賀県1箇所残ってた、近江鉄道日野ですね。ココは
周辺に併せて回れる駅ないので、1箇所だけの日帰りと言う事で、
遅めの出発で行ってきました。

20230626a.JPG 20230626b.JPG

米原から貴生川までを走る近江鉄道本線中間駅で、明治33年
の開業なのだそうです。

開業当時古い木造駅舎が残っており、交換設備を有します。
日中のダイヤでは、ココで上下交換が見られる事が多いですね。

駅から少し離れた所パーク&ライド用と思われる駐車場が設け
られてますが、駅前広場にも「一般車」と書かれた駐車枠が2つ
あるんですよ。

軽トラックって、こう言う所に長時間駐めても何も言われにくい
車種ですね。トヨタのミニバン(笑)ではコノようには行きません

20230626c.JPG 20230626d.JPG

古い建物ですが、平成29年頃から大規模な改修工事が為されて
おり、レトロな雰囲気を生かした内装にリフォームされています。

日中に限定されますが駅員さんが常駐しており、窓口も開いて
ました。…ローカル私鉄途中駅には珍しいケースでしょう。

駅舎の内部の大半「なないろ」と言う観光交流施設が占めて
います。幾つかのお店日替わりカフェの営業を行なっており、
昼時にはランチメニューの食事も提供されるんですよ。

…単に待合室として居るだけでも構わない所ですが、開館時間
9:00~17:00に限定されるのが注意点でしょうか。

20230626e.JPG 20230626f.JPG

駅ノート同施設の公式設置です。

B6判のリング綴じと言う些か絵が描きにくい大きさ&形状で、
「なないろ」と言う施設名に因んだのか、ページ何色かに色分け
されており、色鉛筆などが使いにくい代物ですね。

同駅も絵師さんの訪問一回りしたと言う事か、前回以降の作品
ケンさんなゆらびさん小作品が1点ずつでした。

20230626g.JPG 20230626h.JPG

さて今回は、以前から気になって同駅古い鉄道施設をネタに
描く事に決めてきましたので、一旦駅舎から出て米原方向踏切
を渡り、駅の裏側へ回ります。

ココから見えるのが、ガソリンスタンドにあるようなカウンター付き
の給油設備です。…尤も今時の多機能な物に比べれば、カナリ
古めかしい構造の物ですが。

それに合わせて三角屋根小さな車庫みたいな建物もあります。
昔から全線が電化してる筈の近江鉄道に、何故給油設備必要
なんでしょうか?

20230626i.JPG 20230626j.JPG

解答駅前の資料館にありました。

昭和61年平成8年短期間電力コストの削減を目的として
小型のレールバス(LE10型)が導入された事があり、それ用の
給油設備として用意された物なのでしょう。

当時の第三セクター会社などに納入された、他の形式似た感じ
2軸車ですね。

Wikipediaを読むと、あまりに小さいから2両連結で運用し、削減
意味が無かったとか、車体が軽すぎレールの錆び取れ
なかったとか、色んな欠点が書いてあります。

給油設備線路の敷地内だから一般客入る事が出来ない
ので、リアルタイプにしました。…だったら柵の隙間から勝手に
入って
怒られないでしょう。

ちなみに実物水色の紙のページだったんですが、デジタル補正
して白い背景に近い感じにしてあります。

では続いて同駅関係「おまけネタ」ですが、折角ですからココ
昼食も頂く事にしましょうね。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.1548 駅ノートの記録