新・駅長日誌Ⅱ

駅ノート廻りの間隔が空いた代わり、実家の鉄道部屋のジオラマ
製作が意外と進んだので、ココで２日連続して報告する事に致します
クラ駅長です。



…前回まででジオラマ上の台地が完成し、ココに２層目の線路と
なる海岸線を敷設しました。

この時点では海の雰囲気はまだありませんが、左の画像の手前
（パワーユニットを置いてる側）の１層目が海になり、護岸の上に
線路と駅がある風景になります。

位置を決めて釘で線路を固定したら、まず試運転を兼ねてレール
クリーニングカーを走らせておきましょう。…無駄に車重がある
からプッシュプルでないと走りません。



内陸線の堀割の継ぎ目の部分に草を生やして、隙間を隠します。

また線路とそれ以外の土地との境界となる縁石として、２mm角
の角材を敷設。コレは内陸線の時と同様、後でコンクリートの色
に塗ってしまいましょう。

実際の線路で見ると、縁石ではなくフタをしたＵ字溝である場合が
多く、ココに信号のケーブルなどが通ってるんでしょう。

そしてもぅ詳しくは割愛しますが、線路の道床と縁石の間にバラスト
を撒いて行きます。…と言うかココも両面テープで貼りました。

海岸線は灰色の道床なので、グレーに茶色を少し混ぜた色です。



計画では最後に３層目の線路として高架線を敷設するんですが、
ジオラマの中央部はタダでさえ手が届き難い距離なので、高架
の線路が載る前にココだけ細部を作り込んでしまいましょう。

初代のジオラマを作った時に買って、まだ余ってる人工芝を使って
水田を作ります。

…実際の所、こんな隙間に水田があっても水はドコから引くんだ？
と言う話なんですが、その辺は適当です。その代わり農作業に必要
な進入路だけは確保しておきました。

ジオコレの踏切を買ってきてセットしたんですが、作りが雑と言うか
遮断機の棒が曲がってますね。私は経験ないですが、外国製の
プラモデルなどはこんな感じが当たり前だそうな。

…熱湯を少しずつ掛け、歪みを修正してから使う事にしましょう。




ついでの事に堀割の上を跨ぐ道路橋も作ってしまいましょう。

…ベニヤ板を切ってスロープ状に削るんですが、ベニヤ板の木にも
「節」が存在するようで、矢鱈と硬くて大変でした。

欄干に相当する部分は、角材に堀割の壁を作った時に余ってた切石
の描き割りを貼って作ります。



こんな感じでどぅかな？

ジオラマを作ると言っても決まってるのは線路や駅の位置だけで、
それ以外の設備や建物の配置は「行き当たりばったり」です。
作りながら考えて、色々と試行錯誤するのは楽しい作業ですね。

この中央部の区画が完成したら、いよいよ高架線の敷設です。
段々とそれらしい形になってきました。…翌日の記事に続けます。

※→次回に続く

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