新・駅長日誌Ⅱ

では続いてるような新たな報告です。

駅ノートの複数回目の流れとして、紀勢本線を和歌山方向から順
に回ってるワケですが、続いては新宮以東のＪＲ東海エリアの３駅
と言う事で、日を改めて１泊２日で回ってきましたクラ駅長です。



それに加えて今回は西国三十三箇所の札所巡りも入ってくるので、
先にソレを済ませる事にして最初の目的地を那智山の青岸渡寺に
に決めました。

奈良県の自宅から現地へは幾つかルートがあるんですが、やはり
国道168号線をメインに十津川村から新宮へ抜けるルートが最短
になるようです。

…国道168号線の山間部もバイパス区間が多くなり、私が車の
免許を取った約30年前に比べるとカナリ走りやすくなりました。



左が日本一長いとされる、名所「谷瀬の吊橋」です。
この前後の区間もトンネルやバイパスで抜けるので、吊橋を見物
するには旧道へ入る必要が生じました。

…元々道幅が狭く離合に時間が掛かるから、行楽期はバカ混み
する事になり、地元にしたら面倒なのですよ。「トンネル掘ってやる
からスルーの車はそっちを通れ」と言う事なのね。

十津川村はコレまた「日本一広い村」だった筈であり、今回の往路
の約170kmのうち、十津川村の区間だけで47km程度あります。

右の画像の先で和歌山県に入るんですが、この辺りで激しい雨
になりました。…「山の天気は変わりやすい」と言うアレかな。



今回は仕事の３連休のうち後半の２日で行くので、２日目はなるべく
早く帰るべく、カナリ早め（朝の３時半過ぎ）の出発となりました。

７時を過ぎてようやく新宮に出て、国道42号線で那智方面に向かい
ます。この辺りも無料のバイパス道路が部分的に開通しており、
昔と比べれば楽になりました。

…イイお天気になってきましたね。高台から海が見える所もあります。



どうせ通り道なので、過去に駅ノートが置かれてた那智駅に寄って
みましょう。戦前に開業した同駅は、那智山への最寄駅として神社
風（熊野那智大社か？）の駅舎で建てられたんですが、現在はソノ
地位を紀伊勝浦に明け渡し、無人化されています。

…やはり復活してませんか。てか予定外にあっても困るけど。



那智山（熊野那智大社や青岸渡寺）へは、ココから約8kmです。
山手の方向へ走ると、有名な那智の滝が見えてきました。

ではまず、西国三十三箇所の第１番札所となる青岸渡寺にお参り
する事にしましょう。

※→次回に続く

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