新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

西国巡礼の旅 ⑥

2023/09/25(Mon)

そんな感じで西国三十三箇所の札所巡りですが、壺阪寺から少し
戻る感じで7番札所岡寺にやって来ましたクラ駅長です。

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…先程の壺阪寺は鉄道の最寄駅が近鉄吉野線壺阪山岡寺
最寄駅は同路線岡寺なんですが、双方とも駅から直線距離で
3km程度離れています。

全くの的外れではナイものの、単純に「岡寺岡寺駅の近くにある」
と思ったらエラい事になると言うか、駅名の方を「岡寺口」ぐらいの
感じにしてもイイような気がするんですよ。

いわゆる飛鳥の里の東側で、少し山手の高台にある感じのお寺です。
開基奈良時代だと伝えられてますが、建物の大半江戸時代
建築ですね。ソノ辺りは他の札所寺院似たような状況でしょうか。


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御本尊如意輪観音なんですが、奈良時代の作で日本最大の
塑像粘土で作られた仏像)なんですよ。その辺が珍しいんですが、
写真が撮れないのでお寺のパンフレット複写してみました。

塑像と言うのは管理状態悪い崩れてしまうので、ソレだけ古い
時代から残ってると言うだけでも貴重な物だと思われます。

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ここのお寺手水場ビー玉などを入れたり、頭上に風鈴を吊るし
たりして、涼しげな感じを演出してありました。…一連の札所寺院
統一的に流行ってるんでしょうか?

大正時代の再建だと言う三重塔と、左は新しい物だと思われますが
「修行大師像」として四国八十八箇所を回る弘法大師の姿を現した
石像もあります。

四国八十八箇所の方がメジャーですが、成立は新しいんです。
また関西でも、境内に八十八箇所の本尊同じ小さな石仏を祀って
「ミニ霊場巡り」にしている寺院が多くあります。

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そしてコノ岡寺には「龍蓋寺…りゅうがいじ」と言うもぅ1つの寺号
あります。奈良時代、この地を荒らし回ってた義淵僧正と言う
僧侶が退治して、境内の池封じ込めたと言う伝説があるそうな。

龍に蓋をしてあるから龍蓋寺なんだな。開けないようにしましょう。

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このお寺でも境内に花畑があり、当日はダリアが満開でした。
御朱印を頂いたら次は、少しメジャー長谷寺へ移動します。

→次回に続く



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No.1639 軽トラック運転日報