新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

祖谷への旅 ②

2019/10/04(Fri)

土讃線土佐北川駅ノートを描きに行った時、駅前で以下のような
風景を見ましたクラ駅長です。

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事前に色々と調べて分かってた事ではありますが、土佐北川の駅前
には「駅前食堂」なる飲食店が存在します。丁度お昼時だったので
開いてるのは確認したんですが、がっつり個人店ですね。

…見てるとやはり、明らかな近所の常連さんで占められてる感じです
(扉が開けっ放しなもんで)。馴れ馴れしい雑談苦手な私には敷居
の高いタイプのお店ですが、興味のある方は是非どうぞ

それと食堂の裏手のお家では、馬を飼ってるようでした。…農業用
なのか乗用なのか、用途は不明です。コレまた社長(木村)ぐらいの
図々しさ…ぃゃ社交性があれば、近くで見せて貰えるかも知れません。

さて祖谷地方への旅ですが、大歩危駅からの方向へ10km程度
山道を走って行きます。

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バスも走る道路なので道幅は充分です。経験上、そんなにキツい道
ではありません。…もっと高い所にあって、登りが連続するイメージ
だったんですがアップダウンとカーブの繰り返しです。

そんな感じで走ること約20分「かずら橋夢舞台」という観光施設
到着です。ココに大きな駐車場があり、施設内には食堂土産物屋
あるようです。

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館内にまた、かずら橋レプリカ簡単な説明の展示がありました。

そもそもはシラクチカズラと言う植物のツルを縄の代わりに使った
橋の総称で、は当地にはもっと多く(文献によると最大で13箇所
かずら橋が存在したそうな。

現在ある物は観光用で、安全確保のために鋼鉄製のワイヤーが中に
仕込まれています。…年間35万人が渡るという事で老朽化が激しく
3年に一度架け替えが行われるそうな。

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少し歩くと見えてきましたね。コレがそうか。…平日ではありますが
バスツアーの老人客や、何でココを選んだのか中国人カップル
なども見受けられます。

橋は一方通行で、通行料500円。入口側に料金所があります。
長さ45mの橋を渡るにしては高い気がしますが、観光化して客が
増えたから、維持費も掛かる話なんでしょう。

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では実際に渡ってみましょう。…吊橋としては短かい橋ですし、高さ
ソレほどナイので「恐い」という印象はナイです。まぁ昔の人々の知恵
と言うか、そういう観点で見れば「上手く考えたもんだ」と思いますね。

大海駅長は確か、ココをわんこを連れて渡った事があるらしいの
ですが、わんこにしてみれば意味も分からず恐かった事でしょう。

途中でインスタバカみたいな中国人男性が、いいアングルを探して
橋を逆行してきました。料金所のおじさん「一方通行ですよー!」
マイクで注意するんですが、中国語で言わんとダメでしょうに。

ともあれコレで1つの目的達しました。そろそろお昼になりますね。

→次回に続く



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No.187 駅長が見た風景