新・駅長日誌Ⅱ

先日の山陰（但馬）方面の駅ノートで、滞在中に見た列車２本です。



…まず鎧駅で豪華列車「トワイライト瑞風」。日々運転されてるのは
知ってますが、運転日とか時刻とか全く知らないのでイキナリ現れた
感じでした。京都方面へ行ったから上り便なんですか？

世の中コレだけ不景気だと言うのに、何十万もする豪華列車は予約が
取れないほど大人気ってのは、何か不自然ですよね。

…負け惜しみではありませんが、コレに乗るより私なら「駅弁の立ち売り
まで完璧に再現した旧型客車の旅」をやって欲しいかなと。

続いて餘部駅（翌日の手直し）で見たのは山陰海岸ジオライナーです。
ラッピングのない素のキハ126でしたが、浜坂より東へ来るのは珍しい
気がして１枚。…やはり撮り鉄は苦手なクラ駅長です。

さて新たな報告ですが、先月の下旬にピカチュウ親方が乗り鉄で関西
（主に伊勢方面）へ来ると聞きましたので、そのうちの１区間に当たる
特急「しまかぜ」で賢島～大和西大寺をご一緒してきました。



と言う事で賢島駅にて待ち合わせました。…ピカチュウ親方も指定券
の発売開始日に当たる１か月前から切符を押さえてたようですが、
当日の京都行きだとまだ空席はあるようですね。

関東地区も盛んにテレビＣＭが流されてるらしく、最近は知名度が
上がってきたそうです。
…しかし登場直後の大騒ぎは流石に一段落した感じなのでしょう。



車内の準備が出来たようなので乗車します。
各種サイトで見かけるシンメトリーな構図。我々が乗るのは向かって
左側の京都行き、右は50分後に出る名古屋行きですね。

賢島～奈良は普通運賃が2,000円以上になるので、金券ショップで
近鉄の株主優待券を買ってきました。…ココまで来るのにも使ってる
から、２枚で1,000円程度の節約になります。

指定席券はピカチュウ親方に任せてありました。…彼の地元（千葉県）
にも近畿日本ツーリストの店舗があるらしいので。このような大きな
切符になるとは知らなかった。



豪華なシートや展望の利く最前列などは、何度か乗ったので見知った
物になりました。やはり上り便の方が空いてるのは、観光列車特有の
現象かも知れません。

てか今回は、特別席が大好きなピカチュウ親方の仕切りなので「折角
だから個室を取らない？」と提案してみたんですよ。

勿論彼も乗り気だったようですが、１編成に２室しかナイので、流石に
コレばっかりは発売日でも無理だったようです。



そして今回ピカチュウ親方は「カフェカーのメニューを全部制覇したい」
と言うので、鳥羽を過ぎた辺りからカフェカーに移動しました。

…全部っても細かい所までやってたらキリがないし、彼はお酒が無理
なので、写真が大きく載ってるメインの３品でイイかなと言う感じ。

まずは「松阪牛重」からという事で、コレは私もお付き合いしましょう。
伊勢海老の味噌汁を付けてあります。

些か時間が掛かったようですが、ソノ分しっかりした物が提供されます。
汁椀にコーヒーカップみたいな取っ手が付いてるのは、列車内ならでは
の工夫だと思いました。

最近は本格的な食堂車ってのがほぼ壊滅状態ですよね。料理が提供
される列車はあっても、予約なしで気儘に行ける所は殆どありません。
そんな中では貴重な存在ですから、私も楽しませて頂きますよ。

※→次回に続く

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