新・駅長日誌Ⅱ

日々の視力の低下に耐えかねて、ついに眼鏡を買う羽目になりました
クラ駅長です。



…会社の健康診断における視力検査で0.5とか0.6とか出るんですよ。
コレでは運転免許の基準値に達しませんし、実際に日々の駅ノート
描きでも不便さを感じてましたもんで、思い切って実行しました。

サービスで貰える眼鏡ケースは、猫のデザインに惹かれて右のような
物を選んだんですが、猫の耳はソノ位置にはナイから、眼鏡は固定し
にくいだろうととか、また要らん事が気になっております。

と言う事で、新しい眼鏡と一緒に新山口まで来てしまいました。

今回は観光列車に特化した旅です。土曜日にＳＬやまぐち号に乗り、
下関へ移動して一泊。翌日曜日に「○○のはなし」に乗り継ぐ行路を
組みました。

…３年前にも似たようなルートで回りましたが、今回はＳＬやまぐち号は
往路便に乗ります。現在は牽引機にD51200号が加わり、客車も新しい
車両に替わってるので、コレを楽しみにしてきました。



奈良を６時に出て京都発0743の「のぞみ97号」に乗りました。この列車
は名古屋始発ですがＳＬやまぐち号の新山口発は1050なので、東京発
0616の「のぞみ３号」でも間に合います。

…宮脇俊三氏の著書によると、運転開始当初は1000発だったそうな。
当時の新幹線「ひかり」の所要時間では、東京発0600の一番列車
「ひかり21号」でも間に合わない計算になります。

だから東京の人が乗りに来るには、前泊するか前日の寝台特急にでも
乗るしかなかったワケですね。

新幹線が速くなったから「発車を少し繰り下げれば東京からでも日帰り
出来る」って事で決まった発車時刻だと推測してるんですがね。



新幹線が新山口に着く直前、側線で待機する機関車の姿が少し見えた
ので向かい側の上りホームへ行ってみると、架線柱の隙間からですが
煙を上げてる蒸気機関車が確認出来ました。

ＳＬやまぐち号は１番線から発車します。ホームへ向かうエスカレーター
にも元祖牽引機のC571号のイラストがありますが、客車は何故か青い
12系風の物でした。…見慣れた編成ってばソノ通りなんだけどね。



ホームでは駅弁が売られてました。…新山口の駅弁も確か、製造元は
広島に統合されたと記憶しておりますが、細かい事は気にしません。

記念写真用の制服制帽がありますが、コレはどぅ見ても子供用だな。
私が本気を出すとリアルすぎて威力業務妨害になる恐れがあります。
…木村鉄道などの団体ツアーだとまだマシですが。



先に停まっている普通列車が出たら、いよいよＳＬやまぐち号が入線
します。扱いとしては臨時快速なんですが、コレは運転開始当初から
変わりません。…急行料金ぐらい取ればイイのに。

機関車が止まる辺りは、危険防止のため既にロープが張られてますが、
コレは水撒きホースのリールではナイのか？

ともあれ私は少し考えがあって、編成の後ろの方で待機します。

※→次回に続く

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