SLやまぐち号2019 ④
2019/10/19(Sat)
また何日か前の事ですが、関西の駅ノートの2巡目として南海高野線
の紀伊神谷駅へ行ってきましたクラ駅長です。
ホームの橋本寄りの端っこ(改札に通じる踏切の側)を改修工事する
らしく、一部だけですが線路が新しくなっておりました。
…具体的な説明がナイのですが同駅(と言うか高野線の橋本から先
全体)は急勾配と急カーブが連続する線形なので、曲線半径を緩和
するのだと思われます(ソレ以外に思い付かない)。
そもそもが観光需要メインの区間であり、あと1駅で終点の極楽橋
という所なので、コレ以上の速度向上は必要ナイと思うんですが、
現状では色々と差し障りがあるのかも知れません。
さてSLやまぐち号ですが、引き続き向かい側のホームから編成全体
を1両ずつ見ていきましょう。
機関車は先述した通りD51200号。京都の梅小路に残る、動態保存機
の1両です。…本来は貨物用の機関車ですが勾配のキツい区間では
旅客列車も担当していました。
山口線という路線の性格を考えた場合、やはり津和野に向かっての
上り勾配になり、場所によっては25‰程度の坂が連続しますから、
レギュラーのC571号より向いてるのは事実でしょう。
続く5号車がスハテ35型。屋根はダブルルーフで、狭い窓とリベット
打ちのウインドシルも再現されています。…芸が細かいですね。
窓のない部分は車椅子対応のトイレなどがあり、乗降ドアも他の客車
より広く作られています。この辺りは現代的ですな。
…復路便では最後尾になるから展望デッキがあるんですが、編成の
中間とか、変な位置に横棒が沢山あると、オヤ31…建築限界測定車
を思い出すわ。
4号車がオハ35型。コレだけがオリジナルの形式と被る名称ですが
勿論別物なので4000番台の製造番号が振られています。トイレ以外
の特殊な装備は無く、窓が9区画あるので定員は72名です。
…オリジナルのオハ35型は11区画の88名だから、カナリゆったりした
シートピッチなのでしょう。転落防止幌が現代的ですね。
とココまで来たら、入線してきた普通列車に遮られてしまいました。
しかし旧型客車をバックにした首都圏色の気動車ってのも、ある意味
国鉄風味でイイ絵になってます。
仕方がナイので、そろそろ車内に入りましょう。私の席は2号車です。
形式はスハ35型。「ス」…とワンランク重いのは、サービス電源用の
発電機を積んでるからなんですよ。
一等車の10時打ちには失敗しましたが、三等車には余裕があったので
「e5489」で指定券を予約してきました。
但し観光列車に関しては座席がシートマップから選べませんので、
いい席(窓側で進行方向)に当たるまで変更を重ねます。
相席は爺さんと小さな男の子です。…私も初SLは父親に連れられて
乗った初期のやまぐち号でした。しかし男の子は発車前からヘッドホン
してタブレットでゲームに興じており、特に鉄ヲタではナイ模様。
車内も当然に原型のオハ35型を再現して作られています。…当たり前
ですがまだ新しいので、明るくてキレイですね。床などは木製ですが
材料は不燃化の処理が為されてるそうな。
そしてテーブルがある分、シートピッチは広めに作られてるようです。
…「まだ発車しないのか?」という感じではありますが、車内の様子を
マトメて紹介してからにしますので、もう暫くお待ち下さい。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
の紀伊神谷駅へ行ってきましたクラ駅長です。
ホームの橋本寄りの端っこ(改札に通じる踏切の側)を改修工事する
らしく、一部だけですが線路が新しくなっておりました。
…具体的な説明がナイのですが同駅(と言うか高野線の橋本から先
全体)は急勾配と急カーブが連続する線形なので、曲線半径を緩和
するのだと思われます(ソレ以外に思い付かない)。
そもそもが観光需要メインの区間であり、あと1駅で終点の極楽橋
という所なので、コレ以上の速度向上は必要ナイと思うんですが、
現状では色々と差し障りがあるのかも知れません。
さてSLやまぐち号ですが、引き続き向かい側のホームから編成全体
を1両ずつ見ていきましょう。
機関車は先述した通りD51200号。京都の梅小路に残る、動態保存機
の1両です。…本来は貨物用の機関車ですが勾配のキツい区間では
旅客列車も担当していました。
山口線という路線の性格を考えた場合、やはり津和野に向かっての
上り勾配になり、場所によっては25‰程度の坂が連続しますから、
レギュラーのC571号より向いてるのは事実でしょう。
続く5号車がスハテ35型。屋根はダブルルーフで、狭い窓とリベット
打ちのウインドシルも再現されています。…芸が細かいですね。
窓のない部分は車椅子対応のトイレなどがあり、乗降ドアも他の客車
より広く作られています。この辺りは現代的ですな。
…復路便では最後尾になるから展望デッキがあるんですが、編成の
中間とか、変な位置に横棒が沢山あると、オヤ31…建築限界測定車
を思い出すわ。
4号車がオハ35型。コレだけがオリジナルの形式と被る名称ですが
勿論別物なので4000番台の製造番号が振られています。トイレ以外
の特殊な装備は無く、窓が9区画あるので定員は72名です。
…オリジナルのオハ35型は11区画の88名だから、カナリゆったりした
シートピッチなのでしょう。転落防止幌が現代的ですね。
とココまで来たら、入線してきた普通列車に遮られてしまいました。
しかし旧型客車をバックにした首都圏色の気動車ってのも、ある意味
国鉄風味でイイ絵になってます。
仕方がナイので、そろそろ車内に入りましょう。私の席は2号車です。
形式はスハ35型。「ス」…とワンランク重いのは、サービス電源用の
発電機を積んでるからなんですよ。
一等車の10時打ちには失敗しましたが、三等車には余裕があったので
「e5489」で指定券を予約してきました。
但し観光列車に関しては座席がシートマップから選べませんので、
いい席(窓側で進行方向)に当たるまで変更を重ねます。
相席は爺さんと小さな男の子です。…私も初SLは父親に連れられて
乗った初期のやまぐち号でした。しかし男の子は発車前からヘッドホン
してタブレットでゲームに興じており、特に鉄ヲタではナイ模様。
車内も当然に原型のオハ35型を再現して作られています。…当たり前
ですがまだ新しいので、明るくてキレイですね。床などは木製ですが
材料は不燃化の処理が為されてるそうな。
そしてテーブルがある分、シートピッチは広めに作られてるようです。
…「まだ発車しないのか?」という感じではありますが、車内の様子を
マトメて紹介してからにしますので、もう暫くお待ち下さい。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.202 乗り鉄日誌>JR西日本