新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

○○のはなし ⑥

2019/11/05(Tue)

そんな感じで「○○のはなし」ですが、下関を出て約2時間長門市
に到着しましたクラ駅長です。

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海の向こうに伸びてるのが、仙崎半島(…と言うのか不明)から
繋がる青海島ですね。周知の通り、長門市から仙崎までは2.0km
の路線が、山陰本線の支線として存在します。

前回の「みすゞ潮彩号」はココからその仙崎支線(通称)へ入って、
仙崎終点だったワケですが「○○のはなし」の話はココで数分間
停車
した後、そのまま山陰本線へ向かいます。

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ココで半分ぐらいのお客が降りた感じでした。恐らく仙崎の町の方
を見に行く人なんだと思われますが、車内が空くのは結構な話。

…駅にある「○○のはなし」用の駅名票は、他の駅も同様ですが元の
「みすゞ潮彩号」用をそのまま使い回して表示のみ新しくした物の
ようです。

薄幸の女流詩人、金子みすゞの詩が添えてあるのも同様ですね。
…私は近代文学には疎いのですが、意外とシュールなのが多いわ。

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長門市でも駅の皆さんがオリジナルの大漁旗もどきでお見送り。

発車すると車窓の左手仙崎支線が見えます。
往路便はこのまま東萩へ向かいますが、復路便長門市スイッチ
バックして仙崎に向かい、同駅で30分停車するようです。

…だから復路便全区間を乗ると3時間超長丁場になりますね。
こっちの方がお得なのでしょうが、流石に付き合い切れません

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ココで何となく扇風機の事が気になったので、少し見てみます。

要するに車内「ちょっと暑いな」と感じたからなのですが、私が乗る
1号車和風車は、天井に欄間に似せた格子が作られているので、
ソノ中に上手く隠してある感じでした。

…でもスイッチ昔ながらの物。周囲と同じ壁紙で加工され、恐らく
ネジまでソレに合わせた色にしたと思われますが、頑なにそのまま
じゃあ2号車どぅなのか?

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こちらは真ん中照明器具をマトメであるので冷房の室内機千鳥
配置にした感じで、コレまたよく見る扇風機が付いてます。天井の
に合わせて全体が白く塗ってあるのがお洒落ってばお洒落かな。

…そしてスイッチよく見るアレが、また周囲の壁紙と合わせた柄で
設置されてますが、こちらはレンガ積みのような柄だから、パターン
まで合わせないと不自然になります。…その点も見事にクリア

ここまで努力して頑なに「元からある扇風機とスイッチ」に拘る理由は
何なのか?

カネを掛けたいのか節約したいのか分からない「○○のはなし」
扇風機は未だに解決しておりません

→次回に続く



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No.219 乗り鉄日誌>JR西日本