新・駅長日誌Ⅱ

前回の武庫駅で、めでたく伯備線の駅ノートはコンプリートした事に
なりますが、時間的に余裕がありそうなので山陰本線で直近になる
来待（きまち）駅へ向かう事にしましたクラ駅長です。



位置としては玉造温泉と宍道の間、すぐ近くに中海（…宍道湖の東隣
の大きな湾）がある所です。比較的新しそうなログハウス調のお洒落な
駅舎がでした。…やはりココも無人駅なのですが。



駅前には名誉駅長だというタヌキさんの石像が建ってました。
…この付近は「来待石」という石材の産地だと言う事で、同駅の開業
80周年の時に赴任した石の駅長さんだという事です。

どうやら管轄自治体の松江市から住民票も発行されてるようで、すぐ
横にレリーフとして飾られています。
…そう言えば以前、東京のドコかの自治体で川に迷い込んだアザラシ
の子供に住民票を発行した話がありましたね。

「アザラシでも住民票が貰えるのに、なぜ我々はダメなのか？」とソノ
自治体に住む外国人の皆さんが、アザラシメイクで役所に抗議に来て
たりしましたが、ここではソノような反対運動は無かったんでしょうか？



…些か話が脱線しましたが駅舎の中を見てみましょう。エントランスは
吹き抜けになっており、正面にはステンドグラスが入っています。

待合室部分には地元の書道教室の皆さん（大人も子供も居る）が書いた
書道の作品が展示されていました。
そして山陰本線のお約束、「トワイライト瑞風」の運転日が記載された
カレンダーがあり、「見かけたら手を振って歓迎しよう！」とあります。

…しかし運転日は書いてあるものの肝心の通過時刻が見当たらない
ので、滞在中に何度か見かけたものの、全部撮り逃したんですよ。
ソノ辺に関しては少し前の記事の前説に書いた通りですが。



駅構造としては２面２線で、ココから東の玉造温泉方向は複線区間
になるそうな。特急「やくも」の他、益田方面まで行く特急「スーパー
まつかぜ」や、普通列車も気動車が多いものの頻繁に通ります。

…松江と出雲市の間ですから、双方向にベッドタウン化してるのかも
知れません。その分２冊ある駅ノートはあまりイイ状態だとは言えず、
ページの無駄使いや下品な書き込みが多いのが残念でした。

乗降客…事に通学の高校生が多い駅は、大抵が荒れてしまいます。



駅ノート絵師さんの作品は全部で４点。…ですが上から落書きの被害
に遭ってる物もあります。てか今日は前の２駅に続いてまた中海しんじ
さんが登場してしまいました。

…考えればココがまさに「中海」の近くであり、絵に添えられた日付から
見てもココが元祖なのだと思われます。

さて私は？この駅に関しては、事前に調べてタヌキさんの石像がある
と分かった時点でネタは考えてきました。…タヌキさんと言えば股間の
アレですよ。記事前半の画像を見返して頂ければ分かりますね。

リアルのろは残念な事に去勢されておりますので、タヌキさんが素直に
羨ましいのです。そして成人女性（ぱの）から見ればアレは恥ずかしい
物であり、 子供が見るには不適当と判断したのでしょう。

…描いてるうちに段々と暗くなってきたので、背景は中海の水平線だけ
になってしまいました（実際はもう少し離れていますが）。

取り敢えず当日中に３駅描けましたので今日はココまで。米子市内の
ホテルに戻って、翌日は予備日になります。 

※→次回に続く

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