新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

一万三千尺物語 ③

2019/12/21(Sat)

先日の北九州方面の旅の時、博多駅で見た物を幾つか紹介しましょう。

20191221i.JPG
…まずはコンコースから駅ビルに登る
所のエスカレーターなんですが、
ベルトが回転している部分ガラス
張り
になってて、中に蒸気機関車
スポーク型動輪
を模した物が入って
おりました。

勿論、ベルトの動きに合わせて回転
しますエスカレーターでこんな遊び
が可能だとは知りませんでした。

案内して下さったハトさん曰く「誰も気付いてない」のだそうですが、
私は教えて貰う前から発見してましたよ。

20191221j.JPG
続いてが駅ビルの屋上にあった
JR九州のモニュメントです。

九州の陸地を模した台の上で謎の
子供電車ごっこをしてますな。

奈良県「せんとくん」大分県
「ぶんぶん童子」を作った籔内佐斗司
さんの作品だと分かるのですが、
何でコイツら毎度「全裸」なのか?

九州という所は、駅や列車の随所に面白いデザイン隠されてる
が多いので「ソレ特集」回ってみるのも面白いかな?と思いました
クラ駅長です。…思っただけ実行するかどうかは決めてませんが。

さて「一万三千尺物語」ですが、引き続き2号車です。3両編成なので
中間車に当たりますね。

20191221a.JPG 20191221d.JPG

2号車には客席無く、車内で提供されるお料理を用意する厨房と、
販売カウンター記念撮影コーナーなどで占められています。

20191221b.JPG20191221c.JPG

…私は日本酒には詳しくナイですが、カナリの種類地酒が用意
されているようですね。

厨房にはがあって、調理の様子を見る事が出来ます。…ココを
塞いでしまう料理人の皆さん海側の景色しか見る事が出来ず
手が空いた時に退屈でしょう。

この「富山湾鮨コース」に関しては、握り寿司が実際にココで作られる
のだそうな。他所で調理された弁当スタイルの物積み込むケースが
多い中では特異な例かも知れません。

…通る度に料理人のおばさん矢鱈と手を振るので、許可を頂いた
上でモザイクなしで掲載させて頂く事にしました。

20191221e.JPG 20191221f.JPG

続いて後方1号車に入ります。…外から見て大きなロゴマーク
窓が無かった部分には、トイレと洗面所がありました。

乗降口部分とはオリジナルデザイン暖簾で仕切られています。
改造元の車両で言うとボックス席2列分なので、カナリ広く取って
ありますね。トイレはバリアフリー対応ですが、内装はシンプルです。

20191221g.JPG 20191221h.JPG

1号車山側窓に向いたカウンター席が並んでいます。一人旅
ならこっちの方を好む方もあるかも知れません。

…ココだけ帰路に撮ったので、窓の外の景色が微妙に違うのと、
散らかったテーブルの上写らないアングルになっております。

そんな感じで「一万三千尺物語」定刻富山駅を発車しました。

あいの風とやま鉄道車両基地は、駅の東側にある富山貨物駅
隣接しており、職員の皆さん横断幕でお見送り。最近はコノ手の
演出増えましたね。

ではまず新潟県境に近いまで、片道約1時間の旅です。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.265 乗り鉄日誌>第三セクター路線