新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

一万三千尺物語 ④

2019/12/22(Sun)

さて「一万三千尺物語」ですが、定刻富山駅を発車しましたので、
自席に戻って色々と確認してみましょう。

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左上の画像は事前に送られてきた記念乗車証と、富山駅受付
貰った席の案内などです。そしてテーブルにはパンフレット絵ハガキ
などが配られていました(左下)

お料理のセッティングとしては醤油皿の他に御当地のミネラル
ウォーターがあり、続いて食前の飲み物が配られます。
…コレも申し込みサイトフォームから種類を選択するスタイルに
なってまして、私は食前酒を注文してありましたクラ駅長です。

実に現代風で合理的ですね。インターネットが普及した昨今、記録が
残らない「電話のみ」の申し込み方法ではどうも不安です。

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暫く走ると進行方向右手に立山連峰左手に富山湾両方
見れる区間になります。当日は11月なのに暑いぐらいのお天気で、
双方ともキレイに見えています。…ココまでの状況だそうな。

列車名の「一万三千尺」メートル換算だと約4000m山の標高
3000m海の水深1000m足した数値なんだそうですよ。

観光案内男性の案内人さんが、ワイヤレスマイクを付けて車内を
行き来しながら行われます。

各地の観光列車に乗った経験上、女性のアテンダントさんが放送
するケースが多かったワケですが、バスガイドさん口調定型文
読んでる感じのモノよりは「笑い重視」な感じで面白いですね。

…自分も似たような仕事をするので、とても参考になりました

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そうこうするうち、お料理が運ばれてきました。…小鉢が3品入った
箱と握り寿司が8カン入った箱が2段重ねになっています。

富山湾で採れた食材がメインに使われてるという説明ですが、気持ち
が先走ってよく聞いてませんでした。…見た目もイイし当然に美味い

個人的にはココまで豪華な食事をするのは滅多にナイ事であり、大抵
観光列車の車内で提供される物なんですが、今回も当たりですわ。

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お料理には茶碗蒸椀物が付属します。…私は普段は早食いな方
なんですが、観光案内を聴きながらの食事だとどうもペースが落ち
ます
ね。まだ時間があるのでゆっくりで構わないでしょうが。

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飲物テーブルでも注文出来ますし、2号車の販売カウンターで買う
事も出来ます。…私は地酒には疎い&酔いが回りすぎるので、ココ
はまた地ビールにしておきましょう。

ちなみに、お天気が良すぎてテーブル上にも濃い影が出来るので、
風景を撮る以外ブラインド降ろしています。

2時間少しの事ではありますが、美味い料理ビールを楽しみながら
旅が出来る。…昔ながらの食堂車は殆ど無くなりましたが、イイ時代
になったのかも知れませんね。

 ※→次回に続く



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No.266 乗り鉄日誌>第三セクター路線