新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

一万三千尺物語 ⑤

2019/12/23(Mon)

昨日は恒例播磨下里お絵描き教室に参加してきましたクラ駅長です。

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…とは言っても仕事のシフト変わった様子見11月の2回目欠席
したのと、12月の初回主催者側の諸事情中止になりましたので、
私にとっては1か月半ぶりの参加となりました。

サンタ列車のお見送りと、今年もイルミネーションの季節です。

新しい仕事は、最初に思ってたより休み自由になりそうです。
頻度少し減ります何とかなるでしょう。「北条鉄道まつり」などの
大きな行事ぐらいは、休んででも参加したいですし。

さて「一万三千尺物語」ですが、やはり観光列車としてのお約束である
ビュースポットにおける一旦停車」がありました。

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同列車の運転区間の中で最も長い黒部川橋梁の上です。丁度上り
普通電車と交換するタイミングでしたが。

例によって私は、運転席のスタフを覗いてみたんですが、一般的な物
と比べて矢鱈と詳しい説明が付随した物になっています。

分岐器を通過する時の制限速度通常より遅いのは何故だ?
もしかしたらテーブル上の料理や飲み物に対して、揺れを抑えるため
の措置なのかも知れません。

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…この地点からも立山連峰富山湾キレイに見えました
黒部川河口に近い所なので川幅が広く、河原の砂利とのコントラスト
美しいですね。

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そして折り返し駅となるに到着です。
国鉄タイプ2面3線の駅ですが、「一万三千尺物語」が到着する
筈の2番線ホームに、何やら別の列車が停まってますね。

えちごトキめき鉄道直江津方面行きの気動車列車でした。

そのため場内信号手前で一旦停車があります。…そしてよく見ると
向かい側の1番線を振って、駅員さん出迎えてくれています。
 
北陸新幹線の開通後、平行在来線は殆どの区間で第三セクター化
されたワケですが、基本的には県境に近い駅会社が変わるので、
あいの風とやま鉄道えちごトキめき鉄道鉄道境界駅は2つ先の
市振駅になります。

しかし運転系統ココで分かれるので、えちごトキめき鉄道の列車が
ココまで乗り入れてくるのだそうな。そして一部の直通列車を除いて、
同じ2番線ホームに列車を着けて乗り換えの便宜を図ってるんです。

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異なる会社2本の列車同じホームに着くのは全国的にも珍しい
のだそうで、コレは私も知りませんでした。考えてみれば第三セクター
されてから乗るのは初めての事でした。

だから実質的な感覚としては、ココから先えちごトキめき鉄道という
事になるんでしょうか?各種の案内を見る限りソノように強調されてる
気がしました。

…まぁ「一万三千尺物語」観光列車なので、ココでの乗降想定
されておらず15分余りの停車の後は乗客全員富山まで引き返す
事になるんですか。

折角なので、短時間ですが駅舎の方を見に行ってみましょうか。
…ぁ、その前に播磨下里お絵描き教室の報告を挟みますよ。

→次回に続く



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No.267 乗り鉄日誌>第三セクター路線