新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 十川

2020/07/06(Mon)

さて四国予土線駅ノート旅です。朝から半家駅を描き終えた後、
1つ窪川寄り十川駅へやって来ましたクラ駅長です。

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こちらも築堤の上にある駅のようです。駅の周辺は割と人家商店
多い通りなのですが、同駅駅前広場ないに等しい狭さだったので、
地図を見つつ少し手前から徐行して探す感じになりました。

…交通量の少ない田舎だからイイようなものの、都会だと迷惑ですね。

その狭い駅前広場は殆ど屋根付きの駐輪場になっており、一応は
バス停(鉄道と平行するバス路線)もあるようです。

バスの時刻表を見るに土日完全運休するコミュニティバスのような
路線であり、当日は日曜日だったので邪魔にならんだろう。と駐車。

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階段を登った中腹に当たる部分の向かって左側トイレ右側には
「十川観光物産センター」と書かれた三角屋根の建物がありました。

誰も居ないようですがドアが開いたままなので中を覗いてみます。
要するに観光案内所として使うスペースだと思われますが、何点か
パンフレットなどが置いてある程度でした。

駅ノートココにあるのかと思ったんですが、別の場所のようです。
冬場荒天時にはココで描けば寒さしのぎになるかも知れません。

その先が築堤の下を通る地下階段になってまして、左へ曲がると
ホームへ出る構造のようですね。

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駅ノートこの地下道曲がっている踊場付近に吊るしてあります。
表紙に何やら能書きが書いてありますが、後でゆっくり見る事にして
ケースから出し、ホーム上へ出て見ました。

高台にあるので風が涼しく晴天だった当日には有り難い環境です。
島式ホームなのですが山側の線路は撤去されており、四万十川
面した方向の線路のみが使われています

予土線歴史を調べてみるに、宇和島方向から徐々に線路を
延ばして、十川駅を含む江川崎~若井開通して全線が繋がった
のが昭和49年の事だそうで、意外と新しいんだなと言う印象です。

ホームが新しいから「交換設備作る想定駅だけ作った」のかと
思ったんですが、元々あった物平成28年撤去されたそうな。

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ホーム上のベンチ駅ノートを描く事にして、まずは表紙や中身
能書きを読んでみましょう。

駅の近くにある「かっぱバックパッカーズ」と言うゲストハウスの方が、
利用者の要望JR四国の許可を取って設置したと書かれています。
設置が今年の4月からなので、まだ新しいようですね。

このように近所の方が正式に鉄道会社の許可を得て設置した物は
「公認」と言う扱い(駅ノートの皆さん勝手に分類してるだけですが)
なので、きちんと管理も為されるだろうし荒れる事も少ないでしょう。
理想的な状況ですよ。

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…しかし冒頭にそのゲストハウスの方による書き込みがあるだけで
その後が全く白紙の状態です。流石のケンさん見落とした?
(この3日後に描かれたようです。)

日付から見て設置4月18日だとすれば、春シーズンの青春18きっぷ
の期間も終わってるし、謎のウイルスによる緊急事態宣言が出された
後なので観光客少ないのでしょう。

最初の利用者こんな絵大丈夫か?とは思うんですが、状況から
して仕方ありません。…四万十川鮎釣りも盛んな所らしいので、
のろ鮎釣りに挑戦です。

折角なので「ムラかっぱさん」ノートの絵を参考に描いてみたのと、
表紙のルールに「名前(ニックネーム)を記入すること」とあるので、
普段は書かないTwitterのアカウント名(@kura_ekicyo)を入れてます。

…しかしついでに調べてみたら「鮎の友釣り」ってのは、囮の鮎
近付けて「よそ者が来た!」攻撃してきた所を引っ掛け釣りする
仕組みなんだそうですね。

私は「色仕掛けで騙す」みたいなイメージで50年近く生きてましたが。

ともあれ今回は空振りもなく無事予定の3駅描き終える事が出来
ました。当日は高知市まで走って一泊になりますが、時間があるので
幾つか寄り道していく事にしましょう。

→次回に続く



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No.463 駅ノートの記録