新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで予土線の駅ノートを２箇所、無事に描き終えましたので
あとは沿線をノンビリ見つつ高知市へ向かう事にしましたクラ駅長です。

予土線は乗り鉄で２回ほど乗りましたが、外から見るのは初めてです。
…てか前回までの記事で収録しきれなかったネタも含みますが。



まず半家駅で駅ノートを描いてる時に通り掛かったのがキハ０系こと
鉄道ホビートレインでした。

…2015年の社員旅行の後、松井さんと乗り鉄したのを覚えてますが、
期間限定みたいな物かと思ったら５年経ってもまだ走ってるのね。

初代東海道新幹線の０系に似せた丸っこいフロントは窪川方向を
向いてますから、この列車のような宇和島行きでは逆向きになります。

元からプラレールの先頭車だけが走ってるような間抜けなスタイルが
逆向きだと更にアップします。…電池の向きを間違えたのかと。



そして半家駅を描き終えて隣の十川駅へ向かったワケですが、隣の駅
だとは言っても田舎の事ですから営業キロで８km近く離れています。

ついでに駅がある自治体も変わるらしいんですが…
えーと、半家駅は四万十市、十川駅は四万十町にあるんですか？

…てか市と町の違いだけど全く同じ名前の自治体が隣り合ってんの？
どちらも四万十川が自慢なのでしょうが、揉めなかったんですかね。

双方とも近年の自治体合併ブーム？で誕生した市と町のだと思われ、
四万十市の方が僅かに１年早かったようですが、珍しいケースでしょ。



そして次の十川駅を描いてると、窪川行きの列車が来ました。
…また何やら見慣れないデザインの車両ですが「かっぱうようよ号」？
微妙に気持ち悪い名前を付けたもんですが。

予土線の観光列車の１つとして定番化している「海洋堂ホビートレイン」
がまた（2017年7月から）３期目としてリニューアルしたようです。

かっぱと言うのは全国的に見られる生き物だと聞いてますが、四万十川
流域にも居るんですかね？ぁ、十川駅に駅ノートを置いたゲストハウス
の経営者はかっぱの人でしたな。

今回のコンセプトは「かっぱの世界」だそうですが「あーなるほど」と
理解出来る人はドノ程度居るのでしょう？

僅かな停車時間でしたが車内を覗いてみたら、かっぱの親子が乗って
ました。後で調べると「人が通ると何か喋る」そうです。

…そのうちマトモな観光列車（時代の夜明けものがたり…とか何とか）
が走る筈ですので、そのついでにでも乗ってみましょうか。



十川の次（窪川方向）が土佐昭和と言う駅です。ココは西村京太郎氏
の短編「殺意を運ぶ列車」に出て来たのを覚えてますが、手元に本の
実物がナイので話はウロ覚えです。

…捜査一課に女の声で「タイショウ、いえショウワが危ないのよ！」
みたいな電話が掛かってきて、何や色々あって…振られた男を殺そう
とした女がココで捕まる話だったかな？



更に次が土佐大正と言う駅なので、通報した女（男の現在の恋人）は
「何だか年号みたいな名前の駅」というアタマでそう言ったのだろうと
カメさんが推理してました。

ソレはイイとして、警察に何かを通報しようとしたら普通は110番だと
思うんですが、このシリーズは何故かいつも捜査一課に電話が直接
掛かります。…どっかに電話番号が載ってるんですかね？

土佐昭和は十川に似た築堤上の駅、土佐大正は駅舎と交換設備の
ある駅でした。…しかし「国鉄」て。

と言う事で、予土線を外から見る旅はまだまだ続きます。折角なので
コノ先にあるアレも見て行く事にしましょう。

※→次回に続く

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