新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

べるもんた城端 ②

2019/05/17(Fri)

そんな感じで城端線「べるもんた城端54号」(…指定券そう書いて
ある)に乗っておりますクラ駅長です。
乗車率3割程度かな?やはり帰路便を選んだのは正解でしたわ。

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引き続き車内を見て行きましょう。天井の照明レトロ調電球色
取り換えられていますが、扇風機そのままでした。

まぁコレは「調」ではなく天然に古いワケですが。センターの丸い部分
オリジナルのロゴ入りです。…九州辺りだとまだ国鉄マークでしょ。

ロングシート部分吊革には、五箇山の集落砺波のチューリップ
など、沿線の名物がデザインされています。
但しロングシートは補助席なので指定券の数には入ってナイそうな。

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ロングシートの端っこの仕切りには、井波彫刻城端のある南砺市
工芸品
)で、コレも沿線の名物が紹介されておりました。

和室の欄間みたいなイメージですが、無駄に触られないように
ガラスケースに入っており、反射なく撮るのが難しかったですね。

カウンター席側2区画分を使った大きなモノです。…こっち側に
城端線では立山連峰氷見線では富山湾が来るんですが、カウンター
優遇されてると言うのは珍しいケースかも知れません。

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氷見(高岡)側運転席直後には販売カウンターがあり、軽食地酒
簡単なお土産品などが販売されています。

「ベル・モンターニュ・エ・メール」と言うフランス風の列車名からして
カフェの店員さんみたいな人が乗務してるのかと思ったら、男性
お寿司の職人さん、ホール係の女性和食屋風作務衣でした。

…もしかしたら過去に色々と試行錯誤があったのかも知れません。

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やはり観光列車なので、沿線に「手を振る会」の人が居たり、停車駅
ではポスターを持った観光PRの人が居たりします。ボランティア
案内人の方が乗務しており、沿線風景の解説などもありました。

沿線風景の解説か。私も万葉まほろば線ぐらいなら出来ますよ。
そもそも観光列車を走らせようと言う気はナイかも知れませんがね。

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ではココで、楽しみにしていた車内販売です。…お寿司の職人さん
乗ってるという事で、車内で握った寿司が頂けるワケですよ。
基本的には予約が必要ですが、余裕があればソノ場でも買えるそうな。

…またJRの窓口とは「ツアーコース」扱いで、公式サイトから
予約ページへ飛ばされる仕組みになってました。ソコで席番号も入力
するからお箸おしぼり事前にセットされてます。

お茶が付きますが、ビールオプションと言うか私が持ち込んだ物

…かつては東海道線電車急行で、ビュッフェ寿司スタンドだった
と言う「昔はよかった」自慢をたまに聞くワケですが、コレは確かに
面白い雰囲気ですよ。立山連峰の風景を眺めつつ美味しく頂きました

→次回に続く



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No.47 乗り鉄日誌>JR西日本