新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鞍ヶ池公園の名鉄保存車 ①

2020/07/27(Mon)

そんな感じで三河広瀬駅ノートを描いた後、同じ三河線終点
だった西中金駅が少し気になって寄り道してみましたクラ駅長です。

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こちらも以前廃線跡巡りとして回った時、駅舎やホーム残ってる
事と土日にはカフェの営業が行われてる事を確認してまして、だったら
ノートもあるんじゃナイ?と思ったんです。

…当日は営業しておらず、またココは三河広瀬と違って駅舎施錠
されてる事は分かってましたが、閉まった窓から覗いてみたら、ソレ
らしい物があるのを確認しましたよ。

描きに(又は見に)行くとすれば土日の日中のみになるんですね。
時間が短かい事より、カフェだから常に人目がある。しかも察するに
は地元の高齢者ばかりであろう事が私には高難易度ですわ。

…でも発見したからには、いつか描きに行く事にしましょう。

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では次の目的地へ行きましょう。
西中金駅から数キロ離れた鞍ヶ池公園と言う所へやってきました。
その名の通り鞍ヶ池と言う灌漑用の溜池を中心とした公園施設です。

…ココに名鉄の保存車があると聞いて来たんですよ。てか車両
画像の右端の所に既に見えておりますが。

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駐車場へ入れに行くと、園内の案内図がありました。溜池には
ボートもあるし、高台展望台があったり、動物園もあるんですね。
結構な規模の公園
である事が分かりました。

また季節柄、ココでも紫陽花キレイに咲いております。案内図
一角に「名鉄電車」とあるのがソレなんでしょう。

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ココに保存されてるのは名鉄モ805号ク2313号
…何れも戦前特急用車両として登場した電車のようです。

今でこそ見られなくなりましたが、名鉄吊掛時代の旧型車矢鱈と
長く走らせてたイメージですね。…他にライバルの少ない殿様商売
だからだと聞いた事がありますが。

説明によると本線系統で使用された後。昭和54年豊田線開業
先立って試験車両として同線を走ったので「豊田線最初に走った
車両」として廃車後豊田市に寄贈されたそうな。

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…私は名鉄車両形式の振り方には詳しくナイのですが、800型
2300型と言うカナリ離れた番号ですが、同一形式だそうです。

800型電動車(クモハ)としてデビューし、後に付随車として2300型
(クハ)2310型(サハ)追加されたようですね。何度か改番されたり
相方失った者同士を組ませたりして、最後に残った状態のようです。

(805号)の行先は「鞍ヶ池公園」となってますが、こんな
存在しません。…しかし字体名鉄の一般的なサボと同一の物
見えますから、同社と同じ職人さんが手掛けた物だと思われます。

…何故か三灯式の信号機が1本、同時に保存されていました。

上の画像を見て分かるように、車内が公開されています。…こうなると
見る所が増えて長くなってしまうので、次回続きますよ。

→次回に続く



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No.484 鉄道保存施設を探る