新・駅長日誌Ⅱ

ではココで久し振りに、自宅の鉄道ジオラマのリニューアルについて
の進捗状況をお伝えする事に致しますクラ駅長です。

…８月に入っても謎のウイルスの騒ぎは一向に収まらず、私も出勤
日数を減らされたままなので、休みだけは沢山あるのですが、世間の
お盆休み期間と言うのは何もなくても出歩くのに躊躇する季節です。

ソレでも合間の平日を縫って駅ノートを描いたり廃線跡を歩いたり
してましたが、第２週辺りはもぅダメでしょう。

今年は偶々コノようなジオラマ製作があり、しかも最も手間の掛かる
工程と重なりましたので、お盆はひたすら自宅で作業をしておりました。



順番としては畑や水田の製作です。畑は前回までで完成しましたが、
水田（夏場で稲が青く育ちつつある時期）の表現には、ホームセンター
などで売ってる人工芝を使います。

しかしコレが矢鱈と大きいサイズでしか売ってナイと言うか、真っ当に
人工芝としてベランダなどに敷くには丁度いいのかも知れませんが、
鉄道模型にした場合、大部分が余ってしまうのが難点ですね。

なので一番最初に作った時の残りから使ったワケですが、ソレでも
まだ右の感じで残っています。「俺も作りたいから分けてくれ」と言う
方がありましたら、お気軽にご連絡下さい。



畑の時と同じ要領で、型紙を元に人工芝を切り出して、所定の場所に
貼り付けて行きます。主に環状本線の外側の部分を水田にしました。
…内側だと「用水路はドコなんだ？」と下らない事が気になるので。

畦道や線路との境界は、先に三角形の角材を芯にしてプラスターで
作ってありますから、ソレに合わせて行けばイイ感じで楽でしたね。

例によって不自然に隙間が空いた所は、雑草を植えて誤魔化します。
この雑草も元のジオラマを解体した時に残しておいた再利用品です。



途中ですがココで１件おまけ的な事を言うと、畑や民家の庭との境界
にある生垣には、フライパン掃除用のナイロンたわしを使います。

…子供の時に図書室で借りた鉄道模型の作り方の本に書いてあった
のを覚えてて今頃になって実践してるワケですが、緑色の物を選んで
買っても何となく不自然なので、ダークグリーンで再塗装しました。



ではココからいよいよバラスト撒きです。

…基本的にレールやストラクチャーの類は全てトミックスの製品なの
ですが、バラストだけはＫＡＴＯの物を使います。前回トミックスの
バラストを買ってきたら、粒が大きすぎて全く使えませんでしたので。

今回は本線が茶色、分岐器回りと車両基地がグレーになります。

コレも線路と水田の間には畦を先に作ってあるので、ソノ間に溜める
感じで撒いて行けば無駄に広がる事もなく上手く行きますね。

バラストを撒いたら筆で形を整え、霧吹きで水を掛けて全体を馴染ませ
ます。そして木工ボンドの水溶液を染み込ませて固めます。

…前回に使ったスポイトが行方不明なので、お寿司に入ってた醤油の
容器…通称「金魚」で作業しました。分岐器の可動部分はバラストが
詰まったり接着剤が被ったりしないよう、養生テープで保護しましょう。

木工ボンドの水溶液は固まるのに半日程度かかるので、日中に作業
して翌朝にチェックする感じの繰り返しでした。…盛りが足らなかったり
接着剤の量が少なくて固まってナイ部分を修正して…の繰り返しです。

…何度見直しても「ココが足りない」を見つけてしまい、なかなか前に
進まず。遂には飽きて南紀方面の駅ノートを挟んだりしましたが、
気長にやってるうちに何とか気にならないレベルまで到達しましたわ。



休み休みで一週間ぐらい掛けて、トンネル部分以外のバラスト撒き
がようやく終わりました。…実家レイアウトはコレの３倍程度の量に
なると思われ、想像するだけでも面倒ですね。

架線柱はまだですが、畑や水田なども完成してるので建物を並べて
駅前と車両基地周りの雰囲気を確認してみましょう。…割とイイ感じ
になってきたと思います。あとは思い付く所に樹木を植えるとかかな？

さて、次は今まで放置してあった右側カーブの所ですね。
ココはトンネルと鹿ヨシヨシ場を作る計画なんですが、トンネルは模型
にするとカナリ長い物になるし、どうした物やら？ですね。

…まずは材料を揃える（買い足す）所から始める事になりますが。

※→次回に続く

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