新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

大歩危への旅2020 ③

2020/11/14(Sat)

…さて坪尻駅です。
2回目となる駅ノートを描きに来たんですが、当日は金曜日と言う事も
あって土讃線観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の運転日に
当たっておりました。

実際には絵を描いてた途中列車が立ち寄ったワケですが、坪尻駅
後編としてソレ関係のネタマトメてありますクラ駅長です。

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最近の傾向を見るに、分散乗車を狙っての事か金曜日月曜日
走る観光列車増えたような気がします。

…私の経験上、やはり平日空いてるものの、下手をするとバス
ツアーの老人団体に囲まれたりするリスクも多分にあるんですよね。

同列車上り帰路便定刻阿波池田方向から入線してきました。
よく見ると雨の山間部にも映えるシックなデザインですね。

意外と有効長がある同駅のホーム誰も居ない状況で撮るってのは
やはり乗ってては無理な話でしょ。

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そんな感じで到着専用停目は存在しますが意外とアバウトですね。

出来るだけ人を入れないように撮っておりますが、ざっと見た感じ
全体的な乗車率70%ぐらいだったのでしょうか?

ソレでも一般的には「秘境駅」と言う物は珍しいですから、さして
広くナイ駅舎内は一時的に満員になりました。私は絵の道具を一旦
片付けて停車時間過ぎるのを待ってるワケですが。

ある絵師さんがココを訪れた時、そのままノートに絵を描いてる
「駅ノート絵師だ!」指を指された経験があったそうです。
その単語一般に定着してると言う事が信じ難い話なんですが。

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7分間の停車時間が過ぎると、乗務員さん福引の大当たりの時
みたいな をカランカランと鳴らして発車を告げるワケですが、
ダイヤが薄い線区なので「ゆっくりで構いませんよ」と言う感じ。

…私としては資料写真は撮れたので、とっとと発車して欲しい
なんですが。でないと後々の時間ヤバいのです。

観光列車に限らず全ての上り列車は一旦引き上げ線に入ってから
発車しますが、ココでも矢鱈と長く停まってましたね。

恐らく車内ではココから見える滝の解説をしたり、前後の運転席
移動する運転士さん拍手を送ったりしてる筈です。…だし寒い
から、外で待つ身としてはカナリの長時間に思えました。

そして皮肉な事に、終わる10分ぐらい前タイマー(又はカナリ慎重
センサー)が作動したようで、駅舎の照明が点きました。はぁ。

結果的に帰る列車が着くギリギリまで作業してましたね。
ソレを見透かしたように「最終だよー」警笛を鳴らされましたわ。

…はい、1651発伊野行きが同駅の下り最終になります。上り
ソノ10分後にあるんですが、コレで例えば琴平辺りまで行って折り
返す
と、大歩危へ帰るのが1時間遅れます。何とか間に合ったな。

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帰りは整理券乗車なので、阿波池田で乗り継ぎの特急を待つ時間
潰しの意味もあって一旦改札を出て切符を買い直します。
…どうだ、しっかり旅客収入貢献出来てるでしょ!

そして改札外にあるセブンイレブン地域共通クーポン券を使って
何か買えないかと考えた結果、1袋250円2食入った徳島ラーメン
があったんですよ。

旅の土産と言っても今は全てが自分用なので、日常的に消費
出来る食料品が一番いいのです。なのでコレを2,000円分8袋
16食買う事にしました。

後から考えると極端すぎたかな?思わないでもありません
例えば味のバリエーション幾つか欲しかった所ですね。

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ココから大歩危のまでは特急で1駅です。旅客収入に貢献(略)。
最終行路特急「南風」従来型2000系でした。もうすぐこっちの
方が貴重になるのかも知れませんよ。

大歩危駅夜間が無人になるので、乗車券車掌さんが回収します。
てか検札と同時に早々と持って行かれました。…乗る前に撮っといて
よかったな。

駅に着いたらホテルに連絡して車で迎えに来て貰い、ココで2泊目
翌日最終日ですが、残ってる土佐北川駅を描いて帰ります

→次回に続く



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No.594 乗り鉄日誌>JR四国