新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 坪尻②

2020/11/13(Fri)

そんな感じで久し振り坪尻駅に降り立ちましたクラ駅長です。

駅ノートでは2回目ですが、やはり西日本屈指の秘境駅と言う事で、
自分だけの思い付きもあれば誰かを案内しての場合もあり…ですね。

ちなみに全国的「秘境駅のランキング」で、よく1位とされてるのは
北海道小幌駅のようですが、ココはホントに到達が困難な駅なのかと
思ったら観光用停車する列車を増やしたり実情よく分かりません

…尚且つ小幌駅は「駅ノート絵を描く事」が禁止だそうで、そうなると
行く意味ありませんわ(どっにしても北海道対象外ですが)。

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既に珍しい発見特にナイ状態で、名古屋駅姫路駅へ来た時と同じ
レベルの思いしかありませんが、当日のような結構な大雨の日に来た
のは流石に初めてかな?

「こんなに暗かったっけ?」と言うのが今回の第一印象です。
元々ココは高い山に挟まれた谷底みたいな所にあるので、好天の日
でも直射日光が入る時間短かいんですよ。

駅舎電灯はあるようですがタイマーで作動するらしく、勝手に
使えるような物ではナイと思われます。


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このような秘境駅長時間滞在する物好きのために、過去にはある
駅ノートの絵師さんが寄付した使い捨てカイロが置かれていた事も
あるようですが、今回は殺虫剤と虫除けスプレーが置かれてました。

…但し両方とも中身はカラでしたね。そりゃそうだろう。

そして相変わらず何もナイ駅前です。踏切を渡って国道の方へ至る
山道には商店つきの住宅と思しき廃屋がありますが、よく商売
が成り立ってたもんですね。

Wikipediaなどには載ってますが、この廃屋現役のお店だった
昭和38年
頃、強盗殺人の犯人逃走中にココへも押し入り、現金
菓子類などを強奪していったと言う事件が起こっています。

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…例によって駅掲出の時刻表です。発着する列車の分だけで
全部なのですが、今回は1352着の上りでココに来ました。1駅あたり
概ね3時間を目安にしていますので、1651発の下りで帰る予定です。

そして「四国まんなか千年ものがたり」立ち寄りが追加されてます。
帰り便多度津行きがココで7分の停車時間を取ってあるのは、実際
に乗った時
にも確認済みです。

そんな短時間駅ノートを見て行く人も少ないと思われますが、一応
ソノ前後作業を中断して場を片付ける事にしましょう。

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…ソレにしても矢鱈と暗いです。以前に片上鉄道苦木駅でも同じ
ような目に遭いましたが、以後の改善点としてLEDライトが入ってる
トレース台電気スタンドの代わりに使う事を思い付いております。

そして駅ノートは、一応管理者(設置者)が居るらしいのですが頻繁
に来れないと言う事情もあるのでしょう。何冊か先まで見越して番号
を振った新品が事前に置かれてたりしました。

…こう言う事をしても、その仕組みを万人が理解するとは限らない
から、複数冊同時に並行して使われる羽目になってました。

てかそのシリーズとして№1~№5まであるのですが、同駅のノート
こんな少数ではなく、バックナンバー何冊も存在するんですよ。

過去には阿波池田駅の方(多分)がコメントワープロ打ちしたり、
コピーした物をファイルに綴じた物が作られてたんですが、ある
時期で更新が止まっています。荒れすぎて続行不可能になったのか?

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実際には途中「四国まんなか…」停車を挟んで絵を描いており
ますが、ココでは駅ノートに関して先にマトメてしまいましょう。

前回「駅ノート100枚目記念」と言う事で、他の絵師さんのキャラ
入れた豪華版をやりましたが、やはりアレは時間が掛かるのと、もぅ
そこまでする義理もナイだろうと言う事で簡略化しました。

…と言うかによっては「コレは2回目以降のネタだな」と言うのが
事前に決まってる所もあり、同駅もそんな感じです。「坪尻」だから
「尻のツボ」と言う駄洒落ですよ。

「らぶらぶベンチ」鍼灸の治療向いてるのかどうかは知りません
(多分不向き)し、猫の尻にもいわゆる「ツボ」があるのか?また何に
効くのか不明ですが…まぁ私が描く絵は毎回そんなもんですので。

途中で「四国まんなか…」が来たのはイイとして、完全に駅から去る
のを待ってたら意外に時間が掛かり制限時間ギリギリでした。

では次回、その辺の事情(外から見た観光列車の風景)等をマトメて
紹介しようと思います。

→次回に続く



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No.593 駅ノートの記録