新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 紀伊田原③

2021/03/29(Mon)

…さてココからは近場の駅ノート複数回目を中心に、細かい報告
並べて行く事に致しますクラ駅長です。

まず和歌山県なのですが、暫く放置してあった紀勢本線紀伊田原
冷水浦を合わせて回ってきました。

同じ和歌山県内とは言っても紀伊半島の海岸線に沿って140kmほど
離れており、しかも高速道路途中までしか開通していません。
日帰りではキツいので途中で一泊する予定です。

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何事も遠い方から行って戻ってくる方がラクなので、まずは紀伊田原
から行きます。…同駅本州最南端串本町にあり、西の方向から
行くと串本の町更に先と言う面倒な場所にあるんですよ。

周知の通り串本町本州最南端の町であり、緯度で言うと大分市
佐世保市に近い所にあります。…すっかり春の陽射しですね。

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早朝奈良を出てひたすら走り、お昼前に着く感じでした。
過去に駅ノートでは2度訪れてる駅ですが何れも夏場の事だったので
寒い季節に来るのは初めての事。…とは言っても結構な陽気でした。

相変わらずの簡素な木造駅舎無人駅でした。駅舎の前後出入口
を見るに、昔は扉があったような痕跡も見受けられるんですが、現在
双方とも開けっ放しの状態です。

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旧字体右書き駅名看板開業当初の物かも知れません。
…背後に青い105系が写ってますが、3枚扉の新造車まだ現役
走ってるようです。

あと今年の春のダイヤ改正から、227系では車内でICOCAが使える
ようになるので、その試運転と思われる臨時列車を見ました。

駅舎の壁に新しく周辺の熊野古道を案内する地図が増えてました。
…一口に熊野古道と言っても「○○ルート」と言う感じで支線脇道
が多く存在します。他所者の私には少し分かり難い物がありますね。

コレまた世界遺産に指定されたと言う事でコノ地域の各自治体では
観光誘致を目論んでるのかも知れませんが、現代では徒歩で旅行
する事が最もコストが高く付くんです。

徒歩日数が掛かる分、どうしても宿泊費と食費が嵩むからね。

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駅ノートには大きな変化はありませんでした。絵師さんの新作も特に
見られません

…そして前回はココに「ご自由にお持ち下さい」として色々と謎の品物
が詰まった紙袋が置いてあったワケですが、今回も袋の中身を検めて
みると、何故か矢鱈と櫛ばっかり出てきましたよ。

しかもコレはホテルなどに置いてある客室用の備品じゃないのかね?
…基本的には持ち帰り自由な物かも知れませんが、要らないでココに
溜めるなら持ってくるなよ

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さての方ですが、過去2回は何れも夏場に来て海水浴をネタにした
んですが、今回はにある「タクチュアル」と呼ばれる木の板のパズル
で描いてみました。

正三角形の板が沢山あって、鉄製のボード磁石で着くようになって
います。コレを並べて自由に図形を作って遊べる物のようですね。

子供相手なら風車みたいな簡単な物がイイだろうに、のろ
鉄ヲタなので車止め標識架線終端標識を作ってしまいました。
またてん歪んだ方向に育つかも知れません。

続いてが冷水浦ですが、先述の通り所在地の海南市まで140km
離れてます。途中で泊れる所を探した結果、今回は御坊市ホテル
を取りました。

…取り敢えずソコまで走るしかないんですが、幾ら海岸線がキレイな
だとは言っても2時間近く見てると流石に飽きるんですよねえ。

→次回に続く



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No.729 駅ノートの記録