新・駅長日誌Ⅱ

さて長良川鉄道の駅ノートの２巡目ですが、続いては終点の北濃駅に
やって来ましたクラ駅長です。



周知の通りココは国鉄時代から越美南線の終着駅ですが、山を越えて
福井県の越美北線…九頭竜湖まで繋げようと言う計画だけがありつつ
放置されている「仮の終着駅」なんですよ。

国鉄時代ならどんな田舎でも終着駅には駅員さんが居たもんですが、
現在は無人駅です。しかし蒸機機関車の向きを換える転車台の跡が
残っており、コレは歴史的な価値も高いそうな。



駅舎の余ったスペースを活用して食堂が入居しており、当日も営業中
でした。…しかし私はそもそも「12時台に昼食を取る」と言う行為は
混むから嫌いなので、先に絵を描いて後で使わせて貰う事にします。

…駅前が広いので車で来店する客も意外と多いのです。てか列車で
来て折り返しの間に食べる。…と言うのは時間的に厳しいでしょう。

駅舎の建物は昔の典型的なタイプの木造駅舎です。無人化後に窓口
などを板で塞いでしまうのも「無人駅あるある」ですね。

待合室にテーブルがあるのは絵を描くに当たっては有り難い話です。
…ベンチとの高さが合わないものの、引き寄せれば何とかなるので。



それにしても岐阜県の山間部は矢鱈と寒いですね。雪こそ降って
ませんが、過去何日分かの残雪が積もったままでした。
通路などは除雪してあるので何とか歩けますが、ソレ以外は真っ白。

…そんな中、チャギントンのラッピング列車がやって来ました。
相変わらず派手ですね。白い景色に無駄によく映えるわ。

やはり私は「クリーム色に赤系統の窓枠」が日本の田舎の風景には
一番合うと思うんですけどね。



駅ノートは朝から寄ってきた郡上八幡と同じ設置者の手による物だと
思われますが、進みが遅いのか２冊目。バックナンバーはありません。

絵師さんの新作などは右の感じ、ゆっくまーシールを除けば やはり
萌え絵が多いですね。…だから何で事務員さんやねん？

取り敢えずは下描きを描いて、インクを乾かしがてらに隣の食堂へ
行って昼食を頂きます。描きかけの絵を一時停止する事は時々ある
んですが、取り敢えず途中で邪魔されたり等の経験はナイですよ。



今回は食堂の店内を描こうと思ってたんですが、折角の積雪なので
窓から見える雪景色も入れてみました。…下描きを先に済ませたから
店内や料理の画像は、自分の過去のブログから参考にしましたが。

…前回は「みそかつ定食」だったんですが、メニューを見たらカツ丼が
美味そうだったのでソレにました。かなりのボリュームですよ。

一家のお母さんであるぱのが子供と夫を放置して１人だけ食事してる
と言う状況は考えにくいので、のろとてんは出来上がりの早い料理を
選んで速攻で食べ終えたのだと思われます。

食後に色を塗って完成。…この後は、また少し遠くなりますが愛知県
豊田市まで走って一泊し、翌日に備えますよ。

※→次回に続く

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