新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

小海線 空振りの旅 ①

2021/05/06(Thu)

そんな感じで群馬県横川碓氷峠鉄道文化むらを見学した後、バス
碓氷峠を越え、長野県小諸市宿泊しておりますクラ駅長です。

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今回のホテル駅の間近にある古めかしい所でした。…まぁソレなり
安いネット予約が出来てWi-Fiが使えればドコでも構いません
今回はココで3泊します。

ただ小諸と言う所は駅前コンビニが無くて困りました。
周辺に何軒かあるものの、1km弱離れた所ばかりで、疲れた状況
夕食の買い出しに行くのが大変でしたね。

2日目から小諸へ着く前に買っておくと言う事を学習しました。

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しかしにある無人販売所トマトジュースが、トマトピューレかと
言うぐらいカナリ濃くて美味かったので、滞在中毎朝買ってました。
昔のバスの運賃箱みたいな所へセルフで代金を入れるんです。

さてココからは小諸周辺駅ノートを巡る旅です。…小諸駅からソレ
ほど遠くない範囲6箇所の設置駅があるワケですが、この付近の
小海線駅間も短かく、大抵が1kmほど次の駅に着きます。

コレなら車は要らない(てか邪魔になる)もんで当初は観光案内所
レンタサイクルを借りて動く予定だったんですよ。しかし案内所が開く
のは9:30からであり、早く起きたからソレまでの時間勿体無い

…近い範囲とは言え日に3箇所回る必要があるから、1つでも先に
済ませておこうと小海線始発列車で次の東小諸へ行ってみました。

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小海線小諸を出ると東小諸と次の乙女の先ぐらいまで、信越本線
(現在のしなの鉄道線)と平行して走ります。

このような状況の場合、支線側だけ駅が多いのは時々ある話ですが、
小海線の当該区間の前身である佐久鉄道は、大正4年軽便鉄道
して始まった事に由来するのかも知れません。

そして東小諸国鉄になった後、昭和27年追加された駅だそうな。

…てか今回の記事はタイトルからして「出落ち」な感じなのですが、
待合室を見てみたら駅ノートが入ってるであろうファイルに、右の
ような告知文が入っておりました。平たく言えば空振りです。

先に言ってしまうと小諸市教育委員会同市内の無人駅5箇所
駅ノートを設置したものの、謎のウイルスの影響で一時的に回収
されてるのだそうです。

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東小諸に上記のような告知文はあっても、現場では他の駅の事まで
分からないので、取り敢えず次の乙女駅へと向かいます。

歩いて20分ぐらいの感じでしたが、ココは周辺の地名からして「乙女」
なんですね。…住民でもオッサンだと、何かの書類に住所を書く時
恥ずかしいに違いない。

先述の通り小海線信越本線はコノ付近まで平行して走ります。
すぐ横が道路跨線橋だったので、状況を上から見る事が出来ました。

…西村京太郎氏の推理小説ネタで、殺したい相手乙女駅のホーム
に立たせておき、信越本線を走行中の列車内から銃で狙撃する話が
ありましたね。

窓が開く車両なら物理的には可能だとしても、流石に周囲の乗客
気付かれるでしょ。…てか「停車駅小諸に近いから列車の速度も
落ちる」と言うのなら、東小諸の方が確実だと思うんですが。

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その道路跨線橋から直接駅へ入れるようになってました。

まだ朝の7時台だからソレなりにラッシュ時間帯であり、意外と本数が
多く走ってます。この辺りの小海線車掌さんが乗務してる事が多く、
この列車の車掌さんは若い女性…まさに「乙女」でした。

…既に落ちバレてしまいましたが、一応駅ノートを探してみましょう。

→次回に続く



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No.767 乗り鉄日誌>JR東日本