新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

四国巡礼の旅 ⑤

2021/06/19(Sat)

さて四国2日目です。朝から予讃線端岡駅のノートを描き、近隣
の四国霊場の札所のお寺を探した結果、まず82番札所の根香寺
やって来ましたクラ駅長です。…「ねごろじ」と読みます。

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香川県と言う所は基本的に平野部が多いんですが、時々小規模に
隆起した山が出てきます。同寺院もそんな山の上の方にありました。

地形の都合なのでしょうが、山門から石段下ってまた登る感じの
参道になっています。無駄にエネルギーを使う事になりますが、コレ
修行の一環だと思う事にしましょう。

いいお天気暑いぐらいの気温ですが、木陰なので涼しいですね。

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境内の、コレまた石段を登った所に本堂があります。その手前
から左右に回廊が続いており、中には各地から奉納された千体仏
並んでいました。

高さ20cm足らずぐらいの小さな仏様が階段状に沢山並んでいます。
メインの御本尊秘仏(普段は非公開の仏像)なんですね。

てか奈良の寺のように国宝級の文化財なら間近に公開してる場合が
多いんですが、本堂奥手の厨子にでも入ってたら普通に参拝する
位置からなかなか拝めるもんではありません

…で秘仏公開観光寺だと観光シーズンに合わせてる所が
多いんですが、33年に一度とか、カナリ本格的な秘仏のようです。

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写真を撮るには中途半端でしたが境内
の一角から瀬戸内海が見える所があり
ました。…海の近くだとこんな特典
あったりもします。

続いて83番一宮寺(いちのみやじ)
向かいます。回る順番は特に意識してる
ワケではありませんが、基本的には
時計回り四国を一周する感じで札所
並んでおり、番号順に回るのを「順打ち」
逆回り「逆打ち」と言います。

…昨日から何となく「逆打ち」状態ですね。

巡礼者基本的な考え方としては、弘法大師様は今でも「順打ち」
札所巡り続けているとされており、ソレを逆に回ればドコかで
出会う事が出来る。だからご利益も大きいのだそうな。

「逆打ち」死んだ者歳の数だけ回れば、その死者蘇らせる
事が出来る。…と言うのは映画「死国」の中だけのオリジナル設定
ですからね。幾らやっても栗山千明沼から這い出てくる事はナイ

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そんな感じで次は一宮寺です。琴電琴平線「一宮」と言う駅があり
ますが、その名の通り同駅が最寄駅になります。

こちらは平野部の田園風景の中にあるお寺でした。…何でココが後
と言うと、単に高速道路入口近かったからなのですが。

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建物は概ね新しく立派な信者会館もありましたが…「三密会館」

謎のウイルスの流行以後「3密を避けよう」と言う急場しのぎ
ような風習が横行してるワケですが、「三密」は元から仏教の用語
として存在するようです。

調べてみるに仏教で言う「三密」とは

身密(しんみつ…身体・行動についての教え。
口密(くみつ)…言葉・発言についての教え。
意密(いみつ)…こころ・考えについての教え。

…の3つを指すようです。これ以上は私も正しく理解してるワケでも
ナイ文献の丸写しになるだけなので割愛しますが、この会館が変な
風評被害遭ってないか心配ですな。

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一宮寺参拝を終えて車に戻り、
左の写真を撮ったのがデータに
よると14:10となっていました。

ココから一気に四国を横断して
愛媛県宇和島まで行きます。

予土線ノート設置駅前回
訪問から1年近く経ってますので
そろそろ回っておこうかなと。

…段々と疲れが蓄積したのか、途中の休憩でカナリ時間を食いつつ
現地に着いたのは19時頃でした。

今回の旅ではココの移動一番キツかったかも知れません。

→次回に続く



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No.811 軽トラック運転日報