四国巡礼の旅 ⑥
2021/06/22(Tue)
そんな感じで予土線にある2箇所の
駅ノートの2巡目を描き終え、3日目
の宿泊地である高知県南国市方面
へ向かいますクラ駅長です。
途中の窪川と須崎に、八十八箇所
と別格二十箇所の札所のお寺が
1箇所ずつ存在するので、道中の
ついでに参拝して行きましょう。
…このような見方をする場合、アプリより大雑把な紙の地図の方が
便利なのは事実です。まずは37番札所の岩本寺(いわもとじ)ですね。
てか十川駅を出る頃から段々と雨がキツくなってきました。
それなりの距離を移動すると天気が変わる事もありますが、当日は
全国的な広範囲で雨模様だったようです。てか梅雨入り?
窪川の町中(古い宿場町のイメージ)にある小さなお寺でした。
山門の前が石段になってますが、垂直面には何やら謎の英語表記
が多数書いてあります。…地下鉄の広告か!
山門にはコレまたキースヘリングもどきな謎のアートがありますな。
謎のウイルスが流行する前に、外国人受けを狙った物かも知れん。
お寺の境内が雨だと、しっとりした情緒を感じる所なのですが、石畳
にマダラに色が付いています。コレもアートの一環なのかしら?
そもそも寺院と言うのは、その宗教で言う天国や極楽を体現した場所
なので、日本の仏教寺院も元々は極彩色の煌びやかな物なんですよ。
それが歴史を経ると経年劣化で色落ちして、よくある古めかしい建物
になります。で何となくソノ方が有り難みを感じてしまうんですよ。
現にタイやインドでは頻繁に塗り直すのか金ピカな色彩の寺院が
多いワケで、単に日本人の感覚と少し違うだけに過ぎません。
…だから現代アートをあしらったお寺があっても一向に構わない筈。
まぁご自由にどうぞ。駐車場が自己申告制の有料だったので納経所
でお金を払ったら、交通安全のステッカーを頂きました。
続けて更に走り、土讃線の須崎駅に近い大善寺と言うお寺に着き
ました。こちらは別格二十箇所の5番札所です。
Googleの地図で見る限り、駐車場と寺の本堂が少し離れており、
山の上にあるんだろうなと想像したんですが…
山は山でも住宅地の中にある小さな山であり、歩く距離はソレほど
長くナイにしても、坂が矢鱈と急に見えます。
山門を入ると案内が書いてありました。本堂などが上にあって納経所
が離れてる例は多くありますが、モノレールがあるの?
…ともあれ距離としてはソレほど
遠くないようなので、まずは徒歩で
石段を登ってみましょう。
基本的には全ての行程を歩く物
だから、このぐらいは歩かないと
バチが当たりそうです。
…中腹付で登ると海が見えました。
なかなかイイ景色じゃないですか。
弘法大師の像もイイ感じで建ってますな。分かり難いですが海岸線
に近い所を土讃線の線路が通ってる筈です。
本堂にお参りしてから、気になるモノレールを見に行ってみました。
…コレですか。急斜面に沿って細いレールがある、同じような条件の
旅館などで時々見るやつですね。左端が山上側の乗り場です。
操作するスイッチがありましたが、鍵を刺さないと使えないようで、
結局は歩いて降りるしかなさそうだな。
下の信者会館で御朱印を頂き、改めて下から見るとこんな感じです。
ちなみに「維持修繕費」みたいな名目で往復1回400円だそうな。
検索するとコレを「乗り鉄」と称して紹介してるブログや動画も幾つか
出てきますが、公共交通機関ではナイようなのでウチでは割愛します。
てか脚が悪いワケでもナイのに「乗せてくれ」とは言いにくいし。
この後は南国市まで走って1泊、翌4日目は駅ノートでも札所巡りでも
ない企画なんですが、このままだと雨が心配なんです。一応未定な。
※→次回に続く
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No.814 軽トラック運転日報