新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで今回の芸備線の駅ノートは、木次線との分岐駅となる
備後落合から始める事に致しますクラ駅長です。

…乗り鉄でも何度か来た馴染みのある駅になりました。
山の中の小駅ですが、かつては機関車の留置線や転車台もあって
鉄道の要衝だった所です。



軽トラックの違和感の無さがイイでしょ。…しかも前回から作業服の
上着みたいなのを着てますので、駅ノートに絵を描きに来た鉄ヲタ
には見えるまい。…そろそろ夏服を考えないといけませんが。

同駅も現在はローカル線の無人駅と化しており、芸備線も新見方向
と三次方向に運転系統が分断されており、現状でココを通り抜ける
列車は存在せず、全てが来た方向へ折り返します。

だから18きっぷシーズンには乗り換え客が多く、駅舎内には同駅の
華やかなりし頃の写真や資料が多く展示されています。また頼めば
地元在住の元機関士の方が案内して下さる事でも知られてますな。

しかしソレも含めた周辺の各種のイベントも、謎のウイルスによる
騒ぎで軒並み休止中のようです。…いつまで続くんでしょうね？



入場券もナイような駅（切符は買ってきたけど）なので勝手に構内に
入ってますが、同駅では14時台に３方向から来た列車が相互連絡
する形で出会うダイヤになってる事でも有名です。

…しかし当日は大雨の影響で真っ当な接続は無理だったようです。



まず木次線の下り1449Dは時刻通りに着いたんですが、芸備線の
新見から来る443Ｄが約20分の遅れ、木次線はソノ接続を取って
約５分遅れで1462Dが発車して行きました。

…全く来ないのが芸備線の三次方向から来る356Ｄです。

繰り返し流れている案内の自動放送によると「大雨の影響で約100分
の遅れ」だそうで、前者２本もコレは流石に待てなかったのでしょう。
その通り１時間以上後に単独で発着するだけになってしまいました。

てか100分遅れだと三次を出る時点で既に遅れてる話になり、もしか
したら別の区間の遅れを引きずってるのかも知れません。そして朝の
うちに去ったと思った雨雲がまた来た事になるんでしょうか？



…ともあれ駅ノートですが、こちらは地元の有志の方が設置＆管理
している身元のハッキリした公認ノートと言う事になるでしょう。

新規の作品はデハニ会さんの１点だけです。…古参の絵師(笑)の
皆さんも最近は私生活が忙しいのか手が回らないようですね。

てかソレに伴って「駅ノート絵師と名乗るための年間の最低作画数」
が勝手に引き下げられてるのがズルいなと思うのが正直な感想。
…自分（と仲良しさん）が基準じゃないと嫌なのでしょう。ふん。



まぁ「一般に無名な企業がソノ分野の最大シェア」と言うのはよくある
話なので、私は気にせず描く事にしますが、今回は同駅でのヒマ潰し
の定番である「ドライブインおちあい」にしました。

…駅から約１km西にあるお店で「おでんうどん」と言う料理が名物だ
そうです。…私も実際に食べた事はナイのですが、かつては駅の構内
でも売られてたそうな。気になる方は画像検索で探して下さい。

実際に行ってみると、コレまた謎のウイルスで臨時休業中でした。

最近は絵の中で自分の感想や気分をのろに代弁させる事が多いん
ですが、今日は宿で夕食が出るのが分かっており、のろの落ち込み方
は些か誇張してあります。…でもいつか食べてみたいもんですよ。

…初日は１箇所の予定でしたが、意外と早く片付いたのでもぅ１駅。
続けて隣の道後山も描いてしまいましょうか。

※→次回に続く

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