新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 道後山②

2021/06/28(Mon)

…さて芸備線駅ノートですが、続いては備後落合駅から1つ戻った
道後山駅にやって来ましたクラ駅長です。

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こちらも典型的ローカル線の中間駅であり、古い木造駅舎が残って
います。元は有人駅だったと思われますが、現状で日に3往復と言う
ダイヤで交換設備撤去されたとなれば無人化は必至でしょう。

…てかよく考えたら東条~備後落合「行って帰る」3回繰り返す
だけのダイヤだから、全線1閉塞でも事足りるんじゃないかな?

そして駅務室部分は、地元の消防団車庫になっています。

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…しかしコノ縦書きタイプの駅名票と言う物も、直射日光が当たる所
での耐性が弱いのか、ローカル駅だと軒並み日焼けしたまま更新
されず放置されてるケースの多い事。

所で前回から気になってた消防団の車庫ですが、スマートフォン
広角レンズ機能外から見れる範囲で撮影したのがの画像です。

…やはり2tトラックベースの消防車が入ってましたが、本格的な
消防署ではなく地域の消防「団」ですから、ポータブルなポンプ
積んだだけの簡易的な消防車だと思われます。


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駅のホーム側真向かい草地の斜面があり、何やら看板が並んで
るんですが、望遠で見てみると「高尾原スキー場」と書いてありました。

確かにコノ辺は意外スキー場が多く、現在でもシーズンになれば
営業する旨の案内を多く見るんですが、この名前で検索するとヒット
したのは「高尾原スキー場という物ばかりでした。

…ネタとして「これがゲレンデじゃナイだろうな?」と思ったんですが
どうやら意に反して正解のようです。平成12年頃廃業し、以前は
ロッジの建物も残ってたようなんですが、その後に解体されたそうな。

んー、ゲレンデの終点が駅ってのは…面白い立地ですが、下手すると
線路に突っ込む可能性もあるんじゃナイのかな?

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には意外と、と言うと失礼ですが昔の観光案内芸備線同区間
の歴史を解説した資料のファイルがあり、細かく読んでたらカナリ
時間が潰せると思われます。マメな人が居るもんですね。

芸備線の同区間が開通して同駅が開業したのが昭和11年の事、道路
事情もソレほど良くなかったと思われ、鉄道の開通地元の人の悲願
だった事でしょう。新聞記事でも大きく取り上げられています。

スキー列車で行くのが主流だった頃は優等列車臨時停車したり
駅前には旅館などもあったようです。…ドコでも大抵はそうかな?

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駅ノート前回と同じく2冊を確認、絵師さんの作品3点増えて
ました。ココには謎のパンダの人が出没するとの事で、ソレを扱った
が複数ありますね。

…私はパンダに関しては前回やりましたので、今回は御当地の名物
と言うかコレまた謎の生き物とされるヒバゴンで行きましょう。

この地域…庄原市西城町付近で主に昭和40年代に多く目撃された
未確認生物なんですが、今の若い人知らないかも。私は辛うじて、
子供の頃雑誌などの記事を目にした記憶があります。

比婆山に出るからヒバゴンな。大柄な類人猿のような見た目だそう
ですが、科学的な結論としてはニホンザルクマ見間違えただけ
だろうとされています。

現在ではソレほど話題にもなりませんが、時々御当地キャラとして
イラスト着ぐるみになったりもしてるそうな。

2駅ですが意外と早く終わり、その比婆山温泉に泊まります。明日は
早朝からなのでまた2駅描ければ、最終日帰るだけで済むかな。

→次回に続く



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No.820 駅ノートの記録