新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じでやって来た静岡県富士市ですが、岳南電車で比奈と言う
駅に向かっておりますクラ駅長です。



同社は有人駅でも自動券売機を設置しておらず、頑なに硬券を窓口
で販売するシステムを貫いています。フリー切符も存在しますが、
今回は終点まで行かないので都度清算でイイでしょう。

約10分の乗車で、路線の中程にある比奈駅に到着しました。
…後でネタにもしましたが岳南電車の駅と言うのは総じて、ホームの
上屋が複雑な曲線を組み合わせた鉄骨で出来ています。



駅は無人化されていますが、元の駅舎に「フジドリーム スタジオ
501」と言う鉄道模型店が入居しています。恐らくは御主人が１人で
運営されてる店舗であり、日中に営業するのは概ね土日祝のみ。

だからお店のHPで営業時間を確かめてから来たんですが、今回は
常連さんらしき人たちが何人も集まって、賑やかに営業してました。



…前回は駅ノートの存在を訊ねると、店内を10分ぐらい引っ掻き
回してから出て来たんですが、今回は早かったです。

営業時間が限られてて且つ複雑なので絵師さんの訪問も少ない
らしく、増えてたのは結城さんと言う方の１点だけでした。
…この路線はケンさんが完全ノーマークなのが不思議です。



岳南電車には過去に貨物を取り扱ってた駅が多く、同駅でも線路
は撤去されてますが貨物ヤードの名残りと見られる広い敷地が
残っています。

周囲は工場地域のようで、飲食店などは少ない感じなのですが、
駅前に扉に「デキ３」と書かれた謎の建物があります。

字体の雰囲気が先述の模型店と似た感じなので、別館的な物かも
知れません。…デキ３って銚子電鉄の？岳南にも個性的な電気
機関車が多く在籍してた筈ですが、何故デキ３なんでしょう？

絵の方は事前に考えてたネタなのですが「きさらぎ駅」で。…何年
か前に２ちゃんねる（当時）で話題になった都市伝説的な話です。


詳しくやると長くなるので概要だけ
にしますが、ある女性が遠州鉄道
の最終電車に乗ったら、不自然に
長時間走って「きさらぎ駅」と言う
異世界の駅に辿り着いたそうな。

女性は電車に乗ってる段階から
掲示板に書き込みを続けており、
事実か創作かで閲覧してた人たち
が騒いで「祭り」と化しました。

現場では何故か携帯電話は通じたらしく、女性は父親に電話して
車で迎えに来て貰おうとします。その後、書き込みが途切れて…

でソノ「きさらぎ駅」をネットの地図で検索すると、比奈駅にピンが
立つ事があるらしいのです。…確かに浜松から遠州鉄道にしては
長い距離を走れは着きそうな気もしますが、物理的に無理っぽい？


確かに夜は寂しい場所かも知れん。
と思ったら、駅前には絶賛営業中な
タクシー会社がありました。

…コレなら迎えに来て貰わくても
大丈夫かも知れません。

ちなみにてんは今回初めてのろを
「お父さん」と呼んでますが、コレは
役の上で台詞だと思われます。

では続いて少し戻った吉原本町駅へ行く予定なんですが、こちらは
ホントに様子がおかしくて、若干の予定変更が必要かも知れません。

※→次回に続く

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