新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 長④

2021/10/29(Fri)

さて北条鉄道駅ノート4巡目ですが、続いては長(おさ)駅
やって来ましたクラ駅長です。

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こちらも播磨下里法華口と同様、大正時代開業時から残る古い
木造駅舎の駅ですが、駅務室解放されておらず、沿線の設置駅
では唯一、ベンチを机にして描く必要のある駅です。

駅舎内老人用のシニアカーが置かれてますが、コレは忘れ物
ではなく、列車から降りた高齢女性押して帰って行きました。

つまり放置自転車と同じような物なんですが、ソレは許されるのか?
また列車で出掛けた先では要らないのか?色々とが残りました。

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…こらちの駅名票手書き古い物です。

てか国鉄大きな組織だっただけに、駅名票看板の類まで全て
統一したデザインにする事は困難だったようで地域によって色々と
バリエーションがあるし、残り方も様々ですよね。

駅ノート他の各駅と同様、同社の公式設置のノートです。
しかし観光要素少ない所なので進みは遅く前回私が描いた絵
が残ってました。

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長期間ココにあると言う事で、絵師さんの作品多く確認出来ました。

「絵師」と言う呼称の定義も今更なんですが、人によっては簡素な
カットだけの人も居れば1ページを丸々使う人も居るし、創作物なだけ
基準は曖昧です。

私は比較的後発だし主流派の皆さんとは疎遠だから、人一倍目立つ
多く描かないと埋もれてしまうんですよ。地味に苦労しています。

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同駅にも何人かのボランティア駅長さんがいらっしゃいますが、
駅務室は主として「駅ナカ婚活相談所」として使われてるようです。

なので平素は閉めてあるワケですが、窓越しに撮ってみるとこちら
レトロな造りの部屋が残ってますな。…尤も駅務室の中にビール
のポスターと言うのは不自然だから、雰囲気付けの物でしょうが。

そして「結婚列車」と題したヘッドマークらしき物が見えました。
…その名の通り、列車内結婚式が行われたんでしょう。

状況からしてココでの出会いがキッカケのカップルさんだと思われ
ますが、名前の部分貼り替えられるようになってるから複数組の
実績があると言う事でしょうか。

社長(木村)「結婚式は貸切列車で!」とか言ってましたな。
しかし相手を見付けようと言う姿勢全く伺えないままですが。

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ではの方ですが、今まで見た事の無かった駅舎の反対側から
の風景で描いてみましょう。同駅にも交換設備があったようで、
古いホームの跡が残っています。

漠然と青春シリーズにしたんですが、今回は割とイイ雰囲気
で何となくゆっくまーを入れたくなって、このような状況になりました。
てん先輩思いの少女なのです。

そんな感じでココまでの3駅を描いたら、夕方16時半ぐらいでした。
今回は泊まりの予定ですがホテルの予約していません
つまりは車中泊です。泊まれるコンビニを探して少し移動しましょう。

→次回に続く



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No.943 駅ノートの記録