新・駅長日誌Ⅱ

さて近畿地方の駅ノートの４巡目ですが、前回までの北条鉄道とは
別の日、同じく兵庫県内の設置駅を２箇所、日帰りで回ってきました
クラ駅長です。



…福知山線の下滝と加古川線の船町口の２箇所なんですが、路線
は違うものの乗換駅となる谷川を挟んで比較的近い所にあります。
まずは下滝の方から行ってみましょう。

ノートの設置は比較的最近の事で、私が駅ノート回りを始めた後に
存在が確認されました。

交換設備を有する２面２線の無人駅です。駅舎に近い１番線が直線
の線形になっており、列車の方向に関わらず単独の停車や通過は
全て１番線に入るようですね。



利用者の殆どが地元の人で、乗る列車の直前に車で送って貰って
現れるような感じの所なので、待合室の利用者はソレほど多くあり
ません。…到着も然り、大抵は誰かが迎えに来てる感じです。

駅ノートはココに置かれてるワケですが、室内にはまたシニアカー
が放置されてました。…もはや田舎の定番になってますな。

例えば同駅にも駐輪場はあるワケで、自転車やバイクは駐輪場に
置くのがマナーでしょう。自転車が待合室内に置かれてたら非常識
な事として怒られる筈ですよね。

…最近は若者より老人の方がマナーが悪い。駐輪場へ移動させるか
遺失物として警察に届けてやろうかとすら思います。

駅ノートは前回の訪問からソレほど変化してませんでしたが、最近
の定番となったデハニ会さんの作品を含めて何点か確認出来ました。



今回は４巡目と言う事で、ココも「ずらし旅」を考えてみましょう。

過去に近くで恐竜の化石が出土した事から、同駅のある丹波市では
恐竜をネタにした町興しが行われています。

駅前からして恐竜の銅像があるし「ちーたん」と言う恐竜モチーフの
ゆるキャラも居るし。…そして駅から２kmほど離れた所に化石が発見
された現場があると言う事で、見に行ってみました。

…交通安全の小物も恐竜デザインですね。首が長く４足歩行する
のは確か草食恐竜だったと思いますが。



付近一帯が公園になっており、首長竜の大きなモニュメントがある
のと、恐竜の骨格をデザインしたような遊具もありました。

更に奥には食堂や売店があったんですが、コレは早朝（と言っても
９時頃）なので閉まっています。



ココでは土日限定ですが化石の発掘体験も出来るようです。

恐らく付近の地層に、まだまだ未発掘の小さな化石が多く残ってる
のだと思われ、全てが恐竜の物とは行かなくてもカエルや貝類など
の化石が出て来るのでしょう。

専門家の先生が指導しつつ「ココにあるよ」とか教えてくれる感じ？
但し掘った化石は文化財？なので持ち帰りは不可のようです。

そんな感じで絵の方ですが、先程見た公園の風景をそのまま描いて
みました。…駅ノートと言うのは現地に置いてある物だから、観光に
来た人への参考にもなるでしょう。

例によってのろは「恐竜戦隊コセイドン」と言うヒーロー物のコスプレ
でボケてますが、ぱのも面倒になる事があるのかスルーですね。

…ちなみに「恐竜戦隊」と言えば「ジュウレンジャー」と言う作品も
あって、こちらの方が新しいんですが、私は古い方が先に出て来る
世代なので。

今回も２時間程度で描き終えました。続いては加古川線の船町口駅
に移動します。

※→次回に続く

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