新・駅長日誌Ⅱ

そんな感じで信濃境の駅ノートと周辺の廃線跡の探索を終え、今回
の宿泊地となる山梨県北杜市の小淵沢に到着しましたクラ駅長です。

２日目は小海線方面へ行くからソレに便利なように小淵沢に決めたん
ですが、ココは町の規模の割にビジネスホテルがナイ所でした。
やはり少し高めなリゾートホテルが中心になるらしいのです。

…11月の中旬で標高1,000ｍ近い所では車中泊もヤバいだろうと言う
事で探した結果、手頃な値段で条件の合うペンションがあったので、
今回はココで２泊します。



到着が暗くなった後だったので外観の画像も翌朝に撮った物ですが、
ソレほど大きくナイ、と言うか一般的な規模のペンションでしょう。

…そもそもペンションと言う物の定義がよく分かりませんが、民宿
を西洋風な雰囲気にした物と考えて正しいのかしら？

高校の修学旅行でコノ先の清里に泊った時、何軒かのペンションに
分宿する感じだったんですがソレ以来の事かも知れません。



やはり小洒落たインテリアの宿です。最も流行ってたのが80年代辺り
かと思うんですが、オーナーさんが猫好きなのか矢鱈と猫モチーフの
小物が多いですね。…と思ったら思いがけずリアル猫がお出迎え。

楽天トラベルで申し込んで、ソノ時は碌に見なかったレビューを
見返してみると「２匹の猫が居るお宿です」とか書いてありましたわ。
…コレは嬉しい誤算です。



通された部屋はダブルルームですが、トイレと風呂は別になります。

季節外れの避暑地のペンションでは面倒事（ハッキリ言えば自殺）
を嫌って女１人の宿泊は断られると聞いた事があるんですが、
オッサンが軽トラックで来るとかどぅ考えても平和的な客でしょ。

…しかしこんな所まで来て仕事をする人は居ないのか、Wi-Fiはある
けど机に出来る物がありません。仕方ナイので車の荷台から車中泊
用のセットを持ち込んで、仮の作業場を作りました。



枕が柔らかすぎて困ったんですが、翌朝になると猫さんたちが挨拶
に来てくれました。…レビューには２匹とありましたが、オーナーの
ママさんに訊くと、後に追加されたらしく３匹居ると言うお話です。

オーナーさんの居室はドアに猫サイズの穴がありました。ココから
出入りして廊下をウロウロし、客室がある２階へも来るんでしょう。

どっちが雌雄かは聞きませんでしたが、上の２匹は実の姉弟（又は
兄妹）だそうです。…お客が来ると取り敢えず出て来るんですが、
その割にアッサリしてると言うか、近寄ると逃げるんですよ。

まぁ上手く写真を撮らせてくれただけでもヨシとします。



で新入りだと言う黒い子が最も人に慣れてて、ドアに隙間があると
室内に入ってきて、気が付いたら窓枠に座ってる事がありました。

…男の子だそうですが、まだ子供なので好奇心が強いのか？
まぁ客室の方が暖房されてて暖かいだけの可能性もありますが、
ヨシヨシしても逃げませんでした。

私は猫好きだけと実際に飼った事がナイので、家に猫が居ると言う
のはこんな感じなのかな？と体験出来ただけでも楽しい宿でした。

２日目はココを軸にして、小海線のノート設置駅を２箇所回ります。
小諸周辺は謎のウイルスによって全撤去状態でしたから、ココで
何とか実績を作っておきたい所ですね。

※→次回に続く

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