新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

時代の夜明けのものがたり ②

2022/01/10(Mon)

…と言う事で観光列車「時代夜明け」高知駅を出発し、土讃線
窪川に向かって走っております。

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バーカウンターが空いて来たので飲み物を買いに行きましょう。

豪華な料理には先ず食前酒からなんでしょうが、シャンパンない
ので地元産の梅酒のソーダ割を注文。…今回も連れが居ないので
隣で喜んでいる坂本龍馬に乾杯です。

時刻表に出ている途中停車駅は終盤に近い土佐久礼だけですが、
観光列車なので矢鱈と停まります定期列車やり過ごすのでしょう。
は最初に停まった朝倉です。ログハウス調の駅舎の駅でした。

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続いて路面電車(とさでん交通)西側の終点に近い伊野に停車。

発車時に近隣の老人介護施設の皆さん手を振ってお見送りです。
こう言う所のお年寄りは基本的にヒマだろうから、いい刺激でしょう。

…しかし中には何が何だかよく分からずやらされてるだけの人も居る
かも知れません。てか全員高層階に上げる必要はあるのか?
人によっては危険じゃね?

ココで約20分の停車時間があり、車外へ出る事が出来ましたので、
各車両の内外の様子をマトメて紹介しておきましょう。…例によって
他の駅で撮った画像も含まれます。

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まず窪川方1号車です。阪急電車みたいな濃いあずき色の車体で
「KUROFUNE…黒船」と言う名前が付けられていました。
若き日の龍馬江戸で見た黒船をイメージしてあるのだそうな。

車両番号はキロ185-1867
グリーン車扱いだから「キロ」なのはイイとして「1867」は何だ?
「四国まんなか」1000番台を名乗ってるけど一気に飛んでます

…もしかして西暦1867年の事?大政奉還の年ですね。鉄道車両にも
希望ナンバーみたいな語呂合わせが使われる時代になったとは。

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車内前半分対面テーブルになっており、グループ向けの席なの
でしょう。そして後半分が2名掛けの外向きのカウンターです。

…但し感染症対策と言う事で、テーブル席「×」型のアクリル板
で仕切られています。当日の1号車団体ツアーの貸切でしたが
例によって車内入線後すぐに飛び込んで撮影しました。

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黒船をイメージしたと言う事で、先頭部分に近い行き止まりには舵輪
が設置してあります(こちら側の乗降口埋められています)。

スクリーンにしてプロジェクター前方の風景を映してありました。
凝った仕掛けなのはイイがコレでは運転席が覗けないから、スタフ
を撮るのは無理ですね。

→次回に続く



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No.1016 乗り鉄日誌>JR四国