新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 美作滝尾③

2022/01/21(Fri)

さて因美線駅ノートの続きです。2日目2駅目知和から更に
津山方向へ戻った美作滝尾にやって来ましたクラ駅長です。

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この辺りまで来ると山間いのイメージは消え、津山郊外の田園地帯
との雰囲気になってきます。通学時間帯には津山~美作加茂区間
運転の列車もあるので、山間部よりは本数が多いようですね。

同駅は平成7年映画「男はつらいよ」のロケに使われた事でも
知られています。詳しくは前々回の記事を参照して下さい。

無人駅ですが駅務室の中は国鉄時代の有人駅のイメージで書類
備品が置かれた状態で保存されています。…尤もココは交換設備
ない駅なので、タブレット(通票)があるのは不自然ですが。

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内陸部の盆地田んぼの真ん中にあるような所(駅舎側には集落
ありますが)なので、ホームからの眺め広々としています。
平成にしてはのどかな風景だったのが映画向けだったのかな。

同駅で撮られた「男はつらいよ 寅二郎紅の花」最終48作
ですね。寅さん(渥美清)死にそうな痩せ方だったのは覚えてる
んですが、冒頭に出てくると言う同駅のシーン覚えてませんわ。

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木製のベンチと他であまり見ないような個性的な駅名票があります。
また今回は撮りませんでしたが、有人駅手荷物を扱ってた当時の
リヤカーなども残されています。

駅ノート地元の管理でしょう。…常に出してあるのは最新刊だけ
なので、過去の絵師さんの作品確認出来ませんでしたが、恐らく
ココまでと同じ4名の方が描いてると思われます。

通常のコメントは、やはり寅さんに想いを寄せている物が目立ちます。

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過去のブログ紹介しなかった物として、駅舎とは別棟になってる
トイレがあります。…田舎の無人駅によくある小規模な物ですが、
個室のドアだけが矢鱈と新しいのね。

こんなドアだから最新型洗浄便座付きの物を想像したんですが
中身は古式ゆかしい汲み取りの和式便所でした。

てか2つあるドア観音開き状態で並べたもんだから、発注ミス
なのか奥の個室「Toilet」のプレート内側に付いてます。

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の方はココもノープランだったので色々と考えたんですが、駅舎内
に残る手荷物窓口「駅員さんごっこ」になりました。

国鉄時代だとこのようなゾンザイな対応をする駅員さんも居た
かも知れません。まぁ客が色っぽい女性なら途中で態度が変わる
可能性もありますが。

11時~13時ぐらいの感じでお昼過ぎまで滞在しました。
コレまた少し離れます津山を過ぎて姫新線に入った美作千代
今回の予定完了です。…当日中何とかなりそうですよ。

→次回に続く



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No.1027 駅ノートの記録