新・駅長日誌Ⅱ

さて四国です。八十八箇所の霊場巡りの続きとして、次は21番札所
の太龍寺（たいりゅうじ）へ行く事になりましたクラ駅長です。



人気のある神社仏閣が山の頂上にあるケースは珍しくナイので、
参拝客輸送のために建設されたケーブルカーやロープウェイは
昔から多く存在します。

…木村鉄道の社員旅行で行った八栗寺なんかもソノ１つですね。

次の太龍寺も太龍寺ロープウェイと言うのに乗って行くと言う事で
少し楽しみにしてきました。…ロープウェイも鉄道の一種なんですが
「乗り潰し」の対象にはしておらず、今回が初乗車になります。

麓に当たる駅は道の駅「鷲の里」と言う施設内にあると言う事で、
まずソコを目指して車で走る事になります。



…到着と同時にゴンドラが動き出して、登っていくのが見えました。
つまり少し待ち時間が生じると言う事になるかな。

駐車場の奥に「道の駅」の建物があるんですが、細長い構造でソレ
を通らないと乗り場に行けない構造になっています。…なるほど、
ココで飲食店や土産物店の売上を稼ぐ作戦なのでしょう。

しかし平日の昼下がりと言う状況では客数も少なく閑散としています。



団体客にも対応出来る大きな食堂もありましたが営業時間が極端に
短かく、しかもスタッフの集まり具合によっては抜き打ちで休む事も
あると言う感じ？まぁコロナ対応も含まれてるのでしょう。

…不親切ではありますがソレが当たり前なんですよね。私が以前に
勤務してた飲食店の会社では、台風直撃でもバカみたいに開けて
人件費の無駄遣いをしてましたから、ちょっと羨ましいわ。

画像のデータによるとココに到着したのが14時20分となってます。
真っ当に開いてたとしても閉店後なんですね。まぁ阿波海南から
慈眼寺までの道中でコンビニに寄り道して空腹は満たしてますが。



切符売場でロープウェイの乗車券を買いました。…往復2,600円
とは結構な高額ですが、恐らくソレ相応の価値はあるのでしょう。

運転間隔は通常時で20分毎。…多客時は15分毎とありますから、
２台のゴンドラが往復するタイプだとすれば片道10分前後で着く
と言う事になるのかな？



待ってる間に掲示されている説明書きを読んでみました。
…詳しいデータは画像の通りですが、西日本で一番の長さを誇る
ロープウェイだと言う事です（日本一は箱根のロープウェイ）。

開業が平成４年と言うのが意外と新しい印象ですが、このロープ
ウェイは単に山の上に登るだけでなく、山を２つほど越えて進む
と言う事で、終点が最高地点じゃないのが特徴だそうな。

乗り場近くに実際に使われている物と同じ大きさの滑車が展示して
ありました。隣にあるドアと比べれば大きさが分かると思います。

ではコノ大規模なロープウェイで、太龍寺へお参りに行きますよ。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。