新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

近江への旅2019

2019/04/11(Thu)

自治体身体の不自由な人向けに、タクシーの福祉利用券を発行
してるケースがあり(一枚あたり概ね数百円程度)、私らも日常的に
扱うワケなんですが、アレを「割引券」と称されると微妙に腹が立つ
クラ駅長です。

税金で賄われてる事を自覚せず「何か安くなるやつ」という程度の
認識な人が時々居るんですよ。相手がソレなだけに言い返すと面倒
ではありますが「福祉利用券の事ですね」言い直すようにしてます。

さて新たな報告です。先日、滋賀県近江鉄道新たな駅ノート
増えたと聞きまして、比較的近いので日帰りで行ってきました。

20190411a.JPG 20190411b.JPG

場所は近江鉄道本線日野駅です。米原~貴生川中頃付近
ありますので、そんなに不便な場所でもないイメージです。
最初は鉄道利用で行ってみましょう。

…まずは奈良から加茂柘植と乗り換えて草津線貴生川へ。
関西本線キハ120は、ピカチュウ親方が嫌いな横山さんが宣伝
してる「山城列茶」に当たりました。

私はソレに関しては別に何とも思いませんが、どうせダイヤに余裕
があるんだから、抹茶とスイーツぐらい出る観光列車をやればイイ
のに。…とは思いますね。

20190411c.JPG 20190411d.JPG

当日は土曜日で、梅が見頃な季節でもありましたので、月ヶ瀬口まで
矢鱈と混んでたのと、何故かずっと降りない(間違えてコレで名古屋
まで行く気
なのか)中国人の家族連れとかが居ました。

…そして柘植草津線に乗り換え。伊賀上野へ行くのに草津線回り
入ってくる客も多いのか、忍者が駅舎にへばりついております。

20190411e.JPG 20190411f.JPG

柘植駅を含む関西本線も、明治期に開業した古い路線です。ココにも
当時からのモノと思しきレンガ造りのランプ小屋や、古いホーム
地層になった状態が残ってました。…初めて意識したかも知れません。

草津線「いつまで使い倒すのか?」という印象の113系です。
改造に改造を重ねて、もはや「何番台」なのかよく分かりませんわ。

20190411g.JPG 20190411h.JPG

そして貴生川から、いよいよ近江鉄道です。…何やら初めて見る塗装
の車両ですが、901号編成「淡海号」からリニューアルして「2代目
あかね号」としたモノのようです。

旧型車無理矢理流線形に改造した初代の「あかね号」面白い
存在
だったんですが、やはり老朽化には勝てなかったようですね。

20190411i.JPG
貴生川は同社の数少ない有人駅
なのですが、ココは硬券がデフォ
のようで、窓口で「日野まで1枚」
という懐かしい買い方になります。

ICカードが普及すると、値段を確認
して切符を買う事
すら少なくなる
ので「何か高くね?」という印象。

時代は変わったなと思いますよ。

ともあれココから米原方面行の電車に乗り、途中の日野駅を目指します。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.11 乗り鉄日誌>地方私鉄