新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

下津井駅跡の保存車

2022/04/16(Sat)

さて下津井電鉄廃線跡を探る旅ですが、茶屋町~児島~鷲羽山
と合計約21km電動自転車で走って、ようやく終点下津井駅
に到着しましたクラ駅長です。

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前回最後で少し触れましたが、線路山手の方から回り込む
下津井駅に至っています。単純に海沿いを走ってるイメージ
持ってた私には、新たな発見だったので面白く感じられました。

切り通しが開けて駅構内に入った所から、ナローゲージの線路
が残っています。駅跡は一部が公園として整備されてる感じでした。

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左の画像で見て左側駅舎(駅の表玄関)があったと思われ、低い
ホーム構内踏切が残っています。

ココにある駅名票はソレまでの駅にあったレプリカではなく、現役当
時から残る本物のように見えました。

2番線に相当するホームの向こうにも線路があり、何両かの車両
保存されています。…保存会のスタッフの方が定期的に復元作業
行っており、その日に当たれば敷地内の公開もされてるようです。

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…実の所ココも初めてではなく5年前短時間だけ立ち寄った事が
あるんですよ。しかし当時とは車両の配置変わってました。

5年前の様子では「復元作業のために奥に押し込んである」と言う
感じだったのが見やすい位置まで移されており、明らかに一般公開
を意識した配置に変わっています。

左がモハ1001型と言う、単行運転が可能な電車です。…最末期
「赤いクレパス号」と言う、落書き可能な電車として知られてました。
初めて間近で見ましたが、車内片側だけ転換クロスシートなのね。

右がモハ103型と言う、コレも末期の電車です。相方クハ24型
2両編成を組んでましたが、後者別の所(下電ホテル前)に移設
されたと言う事です。…コレは後で見に行ってみましょう。

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更に古いクハ5型電車や井笠鉄道から来たホジ3号、また昭和63年
瀬戸大橋が開通した時に新造された2000系「メリーベル号」
加え、数量の貨車が置かれています。

メリーベル号なんて3年しか使わず廃車になりましたから、整備
さえすればまだまだ使えそうです。引き取り手無かったのかしら?

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また前回から気になってる倉庫代わりの廃バスの他、電車とお揃い
塗装された軽トラックも増えてました。

ナンバーありませんフロントガラス無駄な色を塗ると恐らく
車検は通らないので、敷地内だけで使われる物でしょう。

当日は公式に発表されている作業日には当たってませんでしたが、
敷地内で関係者らしき人働いてるのが見えました。

図々しい人なら話しかけて見せて貰う所かも知れませんが、私は
駅ノートの方が大事なのでヤメておきます。

と言う事で、先頃オープンしたと言う資料館を見学に行く事にします。

→次回に続く



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No.1112 鉄道保存施設を探る