駅ノート かぶと④
2022/06/09(Thu)
さて新たな報告です。
自宅から比較的近い所にある関西本線の加太(かぶと)駅で、少し
前から行われていた駅舎の改装工事が完成し、駅ノートも復活した
と聞いて行ってきましたクラ駅長です。
同駅も昭和初期の物と思われる古い木造駅舎が残ってるんですが
建物が老朽化してるので、JR西日本はメンテナンスが楽な小さな
駅舎に建て替える事を地元に打診したのだそうです。
そしたら地元の皆さんから「我々で管理するからコノ駅舎を残して
欲しい」と言う要望が出たので、駅舎は自治体である亀山市に譲渡
され、新しい観光拠点としてリフォームされる事になりました。
それが概ね昨年の9月頃の事であり、工事の開始とともに同駅に
あった駅ノートも行方不明になりました。なのでウチとしても
一旦は「過去に存在した駅」として扱う事にしてたんですよ。
まず駅舎の外観ですが、元の建物から大きな変化はナイものの
瓦や外壁などが新しくなり、レトロ調の配色に変わりました。
入口にある「加太駅」の看板は同じものが再利用されてるようです。
駅舎に隣接する加茂方面行きの1番線ホームは、上屋が取り払われ
たまま再設置は見送られたようです。
そして駅舎内は、元の駅務室部分が「加太サロン」と言う情報発信
スペースとしてオープンしたようです。また待合室部分の内装も
全体のデザインに合わせたキレイな物にリフォームされています。
蒸気機関車の時代、同路線の関~加太~柘植の区間は25‰の
勾配が続く難所で、途中にスイッチバック方式の中在家信号場が
作られました。
トンネルや橋梁も明治期の開通当時から残る物が多く、それらを
紹介した展示が為されています。併せて持ち帰れる紙の資料なども
複数点置かれていました。
展示物は以前、1番線にあった物を再現したようです。また地元の方
から寄贈されたと思われる絵画や書道の作品も展示されています。
そして館内には木製のテーブルやカウンターが設置されており、
列車を待つ間にひと休み出来る感じの空間になってました。
ココは地元の方…主にお年寄りが交代で管理しているらしく、開館
時間が決まっており、定休日も設けられています。
駅ノートは館内にあり、開館時間外は閲覧出来ないと思われます
ので御注意下さい。…とは言ってもウチの情報をミュートにしてる
古参の絵師さんとかが知らずに行っちゃいそうな気がしますが。
4月1日にオープンし、私が行ったのは5月に入ってからだったん
ですが、当日に居た管理者の方は「今日初めて担当するんです」
みたいな事を仰ってました。
ちなみにリフォーム以前にあった駅ノートは新しい施設とは無関係
らしく、地元の皆さんも「そう言えばあったな」ぐらいの記憶でした。
…当然にドコへ行ったのかは分かりません。
Twitter上に情報が出たのも5月に入ってからだったので、早速に
ケンさんの作品がありました。私が来る2日前です。
私も同駅としては通算4枚目になりますが、全く新しい物として
やはりリフォームされた「加太サロン」の展示物を中心に描いて
おきましょう。
のろの台詞として「いつか歩いてみよう」と簡単に書きはしたものの
道路から離れた山奥に線路があるので、実際に全部の建造物を
見て歩くのは大変なようです。
色々と見所が多い状況にリフォームされましたので、引き続きこの
「加太サロン」に関しての報告を続ける事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
自宅から比較的近い所にある関西本線の加太(かぶと)駅で、少し
前から行われていた駅舎の改装工事が完成し、駅ノートも復活した
と聞いて行ってきましたクラ駅長です。
同駅も昭和初期の物と思われる古い木造駅舎が残ってるんですが
建物が老朽化してるので、JR西日本はメンテナンスが楽な小さな
駅舎に建て替える事を地元に打診したのだそうです。
そしたら地元の皆さんから「我々で管理するからコノ駅舎を残して
欲しい」と言う要望が出たので、駅舎は自治体である亀山市に譲渡
され、新しい観光拠点としてリフォームされる事になりました。
それが概ね昨年の9月頃の事であり、工事の開始とともに同駅に
あった駅ノートも行方不明になりました。なのでウチとしても
一旦は「過去に存在した駅」として扱う事にしてたんですよ。
まず駅舎の外観ですが、元の建物から大きな変化はナイものの
瓦や外壁などが新しくなり、レトロ調の配色に変わりました。
入口にある「加太駅」の看板は同じものが再利用されてるようです。
駅舎に隣接する加茂方面行きの1番線ホームは、上屋が取り払われ
たまま再設置は見送られたようです。
そして駅舎内は、元の駅務室部分が「加太サロン」と言う情報発信
スペースとしてオープンしたようです。また待合室部分の内装も
全体のデザインに合わせたキレイな物にリフォームされています。
蒸気機関車の時代、同路線の関~加太~柘植の区間は25‰の
勾配が続く難所で、途中にスイッチバック方式の中在家信号場が
作られました。
トンネルや橋梁も明治期の開通当時から残る物が多く、それらを
紹介した展示が為されています。併せて持ち帰れる紙の資料なども
複数点置かれていました。
展示物は以前、1番線にあった物を再現したようです。また地元の方
から寄贈されたと思われる絵画や書道の作品も展示されています。
そして館内には木製のテーブルやカウンターが設置されており、
列車を待つ間にひと休み出来る感じの空間になってました。
ココは地元の方…主にお年寄りが交代で管理しているらしく、開館
時間が決まっており、定休日も設けられています。
駅ノートは館内にあり、開館時間外は閲覧出来ないと思われます
ので御注意下さい。…とは言ってもウチの情報をミュートにしてる
古参の絵師さんとかが知らずに行っちゃいそうな気がしますが。
4月1日にオープンし、私が行ったのは5月に入ってからだったん
ですが、当日に居た管理者の方は「今日初めて担当するんです」
みたいな事を仰ってました。
ちなみにリフォーム以前にあった駅ノートは新しい施設とは無関係
らしく、地元の皆さんも「そう言えばあったな」ぐらいの記憶でした。
…当然にドコへ行ったのかは分かりません。
Twitter上に情報が出たのも5月に入ってからだったので、早速に
ケンさんの作品がありました。私が来る2日前です。
私も同駅としては通算4枚目になりますが、全く新しい物として
やはりリフォームされた「加太サロン」の展示物を中心に描いて
おきましょう。
のろの台詞として「いつか歩いてみよう」と簡単に書きはしたものの
道路から離れた山奥に線路があるので、実際に全部の建造物を
見て歩くのは大変なようです。
色々と見所が多い状況にリフォームされましたので、引き続きこの
「加太サロン」に関しての報告を続ける事にしましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1166 駅ノートの記録