駅ノート 近江塩津⑤
2023/05/25(Thu)
では新たな報告です。
概ね近場の5巡目を回っております駅ノートですが、続けて滋賀県
内と言う事で、北陸本線の近江今津と湖西線の永原の2駅をマトメ
て日帰りで描いてきましたクラ駅長です。
…今回もまず、遠い方の近江今津から紹介する事にしましょう。
冒頭で「北陸本線の」と書いたものの、実際は北陸本線と湖西線
が合流(京都基準)する駅です。線路は築堤上にあり、国道8号線
に面した地上に駅舎があります。
開業当時(昭和32年)は小さなコンクリートブロックの駅舎だった
のが、平成7年に現在の駅舎に改築されたようです。…古民家を
模したようなレトロなデザインの建物ですね。
その隣に近年、金属パネルで覆われた構造物が出来ました。
コレは元々ホームのなかった0番線…湖西線の下り線に通じる
物で、大雪などでダイヤが乱れた時にのみ使用されるようです。
駅舎は本来なら2階建てであろう高さの建物ですが、吹き抜け構造
になってるのでカナリ天井が高い空間です。簡易委託駅なので出札
窓口があり、左手方向に広めの待合室が設けられています。
…以前はココで食堂が営業しており、待合室がイートインスペース
だったと思われますが、現在はシャッターが閉まったままですね。
そして築堤の下を通る狭い地下通路が、0番線を除く各乗り場に
通じてる構造です。ホームへは急な階段しかなく、エレベーター等
は設けられていません。
基本的には島式ホーム2本の4線が使われますが、日中は概ね
各方向1時間に1本程度の間隔であり、ホーム幅も狭いですね。
…元々優等列車で敦賀方向へ直通してしまう列車の方が多く、
ココで北陸~湖西を乗り継ぐ需要は少ないのでしょう。
駅ノートは先述の待合室内にあります。
青春18きっぷのシーズンなどには乗り鉄客も増えるのか、駅ノート
の需要はソコソコあり、バックナンバーは現行の物を含めて4冊。
ファイルに入った状態で待合室内のテーブルに置かれています。
前回の駅ノートでの訪問の後、0番線ホームが完成した頃に一度
見にだけ来た事があり、それ以降の絵師さんの作品は上記の2点
が確認されました。
さて今回ですが、駅前にあったサイクリング用の地図を見てたら、
右上にココの駅舎によく似た建物の画像が紹介されており、「塩津
海道の町並み」と言う注釈が付けてあります。
…コレを実際に見て、絵のネタにする事に決めたので、一度駅を
離れて現地へ行ってみる事にしました。
現地にあった解説書きによると、江戸時代まで「沢屋」と言う屋号
の造り酒屋(廻船問屋とか旅籠屋も兼ねてたらしい?)だったお家
で、現在も実際に住んでる人が居る古民家のようです。
御当地の象徴的な建物らしく、現在の近江塩津の駅舎は、恐らく
この建物をモデルに作られたと思われます。
では続けて、その辺りの報告も含めた「おまけネタ」に移りましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
概ね近場の5巡目を回っております駅ノートですが、続けて滋賀県
内と言う事で、北陸本線の近江今津と湖西線の永原の2駅をマトメ
て日帰りで描いてきましたクラ駅長です。
…今回もまず、遠い方の近江今津から紹介する事にしましょう。
冒頭で「北陸本線の」と書いたものの、実際は北陸本線と湖西線
が合流(京都基準)する駅です。線路は築堤上にあり、国道8号線
に面した地上に駅舎があります。
開業当時(昭和32年)は小さなコンクリートブロックの駅舎だった
のが、平成7年に現在の駅舎に改築されたようです。…古民家を
模したようなレトロなデザインの建物ですね。
その隣に近年、金属パネルで覆われた構造物が出来ました。
コレは元々ホームのなかった0番線…湖西線の下り線に通じる
物で、大雪などでダイヤが乱れた時にのみ使用されるようです。
駅舎は本来なら2階建てであろう高さの建物ですが、吹き抜け構造
になってるのでカナリ天井が高い空間です。簡易委託駅なので出札
窓口があり、左手方向に広めの待合室が設けられています。
…以前はココで食堂が営業しており、待合室がイートインスペース
だったと思われますが、現在はシャッターが閉まったままですね。
そして築堤の下を通る狭い地下通路が、0番線を除く各乗り場に
通じてる構造です。ホームへは急な階段しかなく、エレベーター等
は設けられていません。
基本的には島式ホーム2本の4線が使われますが、日中は概ね
各方向1時間に1本程度の間隔であり、ホーム幅も狭いですね。
…元々優等列車で敦賀方向へ直通してしまう列車の方が多く、
ココで北陸~湖西を乗り継ぐ需要は少ないのでしょう。
駅ノートは先述の待合室内にあります。
青春18きっぷのシーズンなどには乗り鉄客も増えるのか、駅ノート
の需要はソコソコあり、バックナンバーは現行の物を含めて4冊。
ファイルに入った状態で待合室内のテーブルに置かれています。
前回の駅ノートでの訪問の後、0番線ホームが完成した頃に一度
見にだけ来た事があり、それ以降の絵師さんの作品は上記の2点
が確認されました。
さて今回ですが、駅前にあったサイクリング用の地図を見てたら、
右上にココの駅舎によく似た建物の画像が紹介されており、「塩津
海道の町並み」と言う注釈が付けてあります。
…コレを実際に見て、絵のネタにする事に決めたので、一度駅を
離れて現地へ行ってみる事にしました。
現地にあった解説書きによると、江戸時代まで「沢屋」と言う屋号
の造り酒屋(廻船問屋とか旅籠屋も兼ねてたらしい?)だったお家
で、現在も実際に住んでる人が居る古民家のようです。
御当地の象徴的な建物らしく、現在の近江塩津の駅舎は、恐らく
この建物をモデルに作られたと思われます。
では続けて、その辺りの報告も含めた「おまけネタ」に移りましょう。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1516 駅ノートの記録