新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 紀伊田原

2019/09/02(Mon)

…と言う事で、続いて和歌山県です。紀勢本線紀伊田原駅にやって
きましたクラ駅長です。

行程としては前回船戸伊太祁曽とは繋がっておらず一週間ほど
なのですが、今回は旅のおまけネタに来ますので。

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位置としては串本と新宮の間になります。…夏本番って感じの時期
だったのと本州最南端に近い所ですから、暑いったらありゃしません

駅の規模や佇まいとしてはこの地域典型的な感じで、以前に降りた
下里駅に近い印象ですね。

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木造の駅舎は恐らく、昭和11年開業当時からの物だと思われます。
窓口板で塞いでカウンターだけが残ってるのもお約束かな。

元は照明が白熱球だったんでしょう。天井にはソレに合わせた円形の
土台
とよく見たら隅っこにも芸の細かいデザインが施されてました。
鉄道そのもの最新のカッコいい文化だった時代の名残りでしょう。

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構内は国鉄典型的2面3線の駅です。…ダイヤが薄い区間では
ありますが、稀に交換特急の追い抜きがあるようですね。

普通列車は概ね105系。コノ辺のは最初に福塩線に入った新製車
ですから、まだまだ使いそうですよ。

山の斜面が駅のすぐ裏手まで迫ってる地形であり。周辺の集落
道が狭いので、国道からの進入路ウチの車では大変でした。

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駅ノートは先程の窓口跡カウンターに、何冊かの寄贈本と一緒に
置かれています。…花瓶に敷かれている三角形の板何なのか?
コレは次回に詳しく紹介する事にしましょう。

ココの駅ノート一時的に行方不明だった時期があって、ソレに相当
する時期の1冊目は何故かカビたらけの状態です。…カナリ悪い環境
の所に置かれてたんじゃナイですかね?

復活してから追加されたと思われる2冊目を含めて、絵師さんの作品
3枚ほど確認されました。

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さて私の絵ですが、ココは平地が狭い地形なのですぐ近くが海です。
国民宿舎ココに泊まる計画も考えた)や海水浴場も近いと言う事で、
海水浴にしておきましょう。…カレンダーなどにもよく使うネタです。

人(猫)埋められてる間近スイカ割りってのは、のろ当人(猫)
言ってるように明らかに不自然ですが、漫画の定番じゃない?

遠くまで来た割りに今回の訪問地ココだけです。
帰りの旅近隣で「以前駅ノートあった筈」の駅の現状を幾つか
探りながら…にしようと思います。実は結構な数なのですよ。

→次回に続く



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No.155 駅ノートの記録