新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート 見老津⑤

2023/08/24(Thu)

そんな感じで和歌山県内紀勢本線ですが、続いての駅ノート
すさみ町見老津にやって来ましたクラ駅長です。

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前後の区間が海岸線に沿って走る国道42号線並走してるので、
同駅の駅舎を出ると国道挟んですぐが海岸と言う立地の所です。

古い木造駅舎が残っており、入口に「すさみ町観光案内所」の看板
が付いてますが、コレは後述する駅カフェがソノ役割を兼ねてる
と思われます。

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現在は無人駅ですが、過去の有人駅時代に駅務室だったと思われる
スペースに、その駅カフェ「のんびり屋」が入居しています。

…が今回もお休みでした。今回で同駅駅ノート5巡目になり
ますが、開いてるのを見たのは1回だけかも知れません。

色々と事情があるのでしょうが、概ね閉まってる日の方が多い感じ
で、その名の通りのんびりした営業方針なのでしょう。

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待合室部分はソレほど広くなく、駅舎には扉の類ありません

…ベンチに置かれてる黒板は、「のんびり屋」営業してる日だと
特急「くろしお」の通過時刻が書かれてたりするんですが、今回は
何の記載もありませんでした。駅ノートもココに置かれてます。

駅舎を出てへ進み、スロープを上るとホームへ通じる構内踏切
に至ります。後述しますがココは駅舎から独立した島式ホーム
駅で、上下交換が可能な線形になっています。

すぐ右にある行き場のナイ階段は、過去に使われていた業務用
通路の跡だと思われます。昔の駅ではよく見かけた物ですよ。

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駅ノートは以前に「のんびり屋」で訊いた所、同店の管理ではなく
別の人物設置した物だそうで、一度盗まれたけど再設置された
経緯があるとの事でした。

前回の訪問以降の絵師さんの作品の通り。右下常連さん
ではありませんが、今年に入ってからの物なのに電車が105系
なので、ソレなりに過去の知識のある方が描いたのでしょう。

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さて今回は、駅から江住(新宮)方向へ少し行った所にある鉄橋
描いてみました。小さな川海へ注いでる地点で、谷間になった
所に見老津の集落があります。

ガーター鉄橋の高さは目測で20mぐらいでしょうか?余部ほど
迫力はありませんが、車窓からの見晴らしもイイ所でしょう。

上手い具合に上り「パンダくろしお」が通りました。…理想と
してはキハ58系の急行か、阪和色の113系がベストなんですが、
それはもぅ鉄道模型でしか再現出来ない世界です。

では今回も同駅周辺「おまけネタ」を拾ってから次の目的地
向かいますが、この時点で夕方の17時に近い感じです。今回は
1泊2日なので、宿泊地に向けての移動と言う事になりますね。

→次回に続く



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No.1607 駅ノートの記録