些細な齟齬について考える
2023/09/03(Sun)
以前も書いたように私は「きっちりしぃ」なので、色々と細かい所に
引っかかる癖があるんですが、それは日常の国語表現に関しても
言える事なので、今回はソノ辺りについて考えてみる事にしました
クラ駅長です。
① 「子供」と言う言い方が嫌い
まず言ってしまうと「供」と言う漢字の意味として「つき従う」みたい
なのがあります。「お供」みたいなの。…ココからして「子供は親の
の付属物なのか?」と思ってしまうんです。
そもそも子供と言うのは、成体に対しての幼体と言う存在だと思う
ので、生殖機能が出来る前と言うか、人間で言えば中学生ぐらい
までを指す存在だと思うのです。
…しかし概ね女親に多いと思うんですが「幾つになっても子供は
子供」と言う発想の人が多いので、例えば60歳前後の親が30代の
息子や娘に対しても「子供」と言う用語を使う事がありますよね。
まず私は自分の親に対して、その発想が許せません。
コレは今に始まった事ではなく高校生ぐらいからの話なんですが、
第三者に対して私の事を話題にする場合「子供」ではなく「息子」
か「長男」にするように言い聞かせてました。
完全に守られてるとは言い難い状況でしたが。
…そんな感じだから他人の会話でも引っ掛かってしまうと言うか、
例えば客の70代ぐらいの婆さんが「子供が帰ってくるから…」みたい
な話題を出すと「ぇ、そんな小さな子供さんなんですか?」と天然
ボケを装って聞き返す事にしています。
70代の婆さんの「子供」なら、少なくとも40前後でしょう。大抵は
経済的にも自立して、下手すると「更に子供」が居るかも知れない。
…そんな事は分かってるんですが、わざとやります。
女性と言うのは実際に人間を出産するからなんでしょうが「子供」
に関して、1人の独立した人間だと理解出来てナイ人が偶に居る
ような気がするんですよ。
…自分と言う樹から生えてきた、枝の1本みたいな認識と言うか。
で何事も「自分がされて嫌な事は他人にもしてはイカン」と言う発想
があるから、私は自身の「子供」に関して「長男」「長女」と表現する
のを徹底しています。
ついでに言うとヤンキー層が使いがちな「チビ」「ガキ」「ボウズ」も
嫌いかな。…そもそも「ボウズ」って昔の男児は丸刈りにされてた
ケースが多かった所から来てるんでしょうが、今の男児の丸刈り率
ってどんな数値なのでしょう?
ぁ、僧侶の事を「坊主」と言うのは、寺の僧房(寄宿舎)などで1つ
の個室を与えられた人の事であり、部屋(坊)の主だから「坊主」
と言うワケです。断じて悪い言葉ではありません。
微妙な所では、コレまた婆さん層が使う「娘」も引っ掛かる。
不思議と「息子」はスルー出来るんですが、やはり「娘さん」と言う
のは結婚適齢期前後の女性を指す物だから、50歳以上を「娘」
と言われても「良い女か?」と思ってしまいます。
…コレは断じて間違いではナイから指摘しにくいケースですが、
やはり老人と会話してるとイライラする事が多いですね。
② 唐突に出る使役動詞が嫌い
使役動詞と言うのは「させる」「やらせる」みたいなアレですよ。
…①から続く話かも知れませんが、殊に子供が絡む場合に多く
使われるような気がします。
小学生の頃、大雨だか台風だかで学校に行くべきか否か微妙な
天気の日があり、朝に私が自分で小学校に電話したんですよ。
電話に出たのは、声で分かったんですが校長先生でした。で上記
の旨を質問したら、私の声を親(高かったから母親?)と間違えた
のか「普段通り登校させて下さい」と返されました。
…んー、確かに保護者には小学生を監督下に置く責任はある
だろうし、公立の小学校だから私は客ではナイんですが、何で
コイツに使役動詞で指示されなきゃイカンのか?と思いました。
我ながら嫌な小学生だと思いますが、事実なんだから仕方ナイ。
ではコノ場合の正解は何なんでしょう?
柔らかく言うなら「登校して貰って下さい」か。国語的に万全を期す
なら「登校するように伝えて下さい」辺りでしょうか?
今は知りませんが、昔の私は自分が子供の立場で「子供に人権
などナイ」と思ってたし、大人(殊に教師)にもそんなヤツが大半
だっただろうから、指摘しても「させて下さい」で何か間違ってる?
みたいな感じで終わってた事でしょう。
③ 正当な支払いに関して「取られる」と言うのが嫌い
…分かりやすい例で言うと税金や特急料金のような物でしょうか。
貧乏人か、金持ちでもケチな人が多く使うイメージです。
賛否は色々あるとは思うんですが、まず納税は国民の義務の1つ
でしょう。税金は国語的には「納める」が正しい筈ですよね。
特急料金は、鉄道会社によっては優等列車でも普通運賃で乗れる
ケースは多々ありますが、JRや近鉄では特急列車に乗ると別に
必要になります。
余分な出費である事は間違いナイですが、その分「車両が快適」
「早く着く」「着席が保証される」と言う利点があるワケで、完全に
無駄な支出であるワケがない。
…何でもカンでも「取られる」を多用する人は取り敢えず否定から
入ると言うか、ケチを付けてやろうと言う発想を根底に持ちつつ
生きてるんだろうなと感じるので、あまり仲良くしたくナイですよ。
日本語と言うのは世界的に見ても、カナリ難解な言語だと聞いた
事があります。なので些細な言い間違いが他人を不快にさせてる
ケースがあるかも知れず、言葉遣いも慎重に行うべきでしょう。
まぁ私の感性が特殊なのと、一般人にソコまでの気遣いは無理
だと思ってるので、他人には直接に指摘せず「少なくとも自分は
気を付ける」に留める事にしていますが。ふん。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
引っかかる癖があるんですが、それは日常の国語表現に関しても
言える事なので、今回はソノ辺りについて考えてみる事にしました
クラ駅長です。
① 「子供」と言う言い方が嫌い
まず言ってしまうと「供」と言う漢字の意味として「つき従う」みたい
なのがあります。「お供」みたいなの。…ココからして「子供は親の
の付属物なのか?」と思ってしまうんです。
そもそも子供と言うのは、成体に対しての幼体と言う存在だと思う
ので、生殖機能が出来る前と言うか、人間で言えば中学生ぐらい
までを指す存在だと思うのです。
…しかし概ね女親に多いと思うんですが「幾つになっても子供は
子供」と言う発想の人が多いので、例えば60歳前後の親が30代の
息子や娘に対しても「子供」と言う用語を使う事がありますよね。
まず私は自分の親に対して、その発想が許せません。
コレは今に始まった事ではなく高校生ぐらいからの話なんですが、
第三者に対して私の事を話題にする場合「子供」ではなく「息子」
か「長男」にするように言い聞かせてました。
完全に守られてるとは言い難い状況でしたが。
…そんな感じだから他人の会話でも引っ掛かってしまうと言うか、
例えば客の70代ぐらいの婆さんが「子供が帰ってくるから…」みたい
な話題を出すと「ぇ、そんな小さな子供さんなんですか?」と天然
ボケを装って聞き返す事にしています。
70代の婆さんの「子供」なら、少なくとも40前後でしょう。大抵は
経済的にも自立して、下手すると「更に子供」が居るかも知れない。
…そんな事は分かってるんですが、わざとやります。
女性と言うのは実際に人間を出産するからなんでしょうが「子供」
に関して、1人の独立した人間だと理解出来てナイ人が偶に居る
ような気がするんですよ。
…自分と言う樹から生えてきた、枝の1本みたいな認識と言うか。
で何事も「自分がされて嫌な事は他人にもしてはイカン」と言う発想
があるから、私は自身の「子供」に関して「長男」「長女」と表現する
のを徹底しています。
ついでに言うとヤンキー層が使いがちな「チビ」「ガキ」「ボウズ」も
嫌いかな。…そもそも「ボウズ」って昔の男児は丸刈りにされてた
ケースが多かった所から来てるんでしょうが、今の男児の丸刈り率
ってどんな数値なのでしょう?
ぁ、僧侶の事を「坊主」と言うのは、寺の僧房(寄宿舎)などで1つ
の個室を与えられた人の事であり、部屋(坊)の主だから「坊主」
と言うワケです。断じて悪い言葉ではありません。
微妙な所では、コレまた婆さん層が使う「娘」も引っ掛かる。
不思議と「息子」はスルー出来るんですが、やはり「娘さん」と言う
のは結婚適齢期前後の女性を指す物だから、50歳以上を「娘」
と言われても「良い女か?」と思ってしまいます。
…コレは断じて間違いではナイから指摘しにくいケースですが、
やはり老人と会話してるとイライラする事が多いですね。
② 唐突に出る使役動詞が嫌い
使役動詞と言うのは「させる」「やらせる」みたいなアレですよ。
…①から続く話かも知れませんが、殊に子供が絡む場合に多く
使われるような気がします。
小学生の頃、大雨だか台風だかで学校に行くべきか否か微妙な
天気の日があり、朝に私が自分で小学校に電話したんですよ。
電話に出たのは、声で分かったんですが校長先生でした。で上記
の旨を質問したら、私の声を親(高かったから母親?)と間違えた
のか「普段通り登校させて下さい」と返されました。
…んー、確かに保護者には小学生を監督下に置く責任はある
だろうし、公立の小学校だから私は客ではナイんですが、何で
コイツに使役動詞で指示されなきゃイカンのか?と思いました。
我ながら嫌な小学生だと思いますが、事実なんだから仕方ナイ。
ではコノ場合の正解は何なんでしょう?
柔らかく言うなら「登校して貰って下さい」か。国語的に万全を期す
なら「登校するように伝えて下さい」辺りでしょうか?
今は知りませんが、昔の私は自分が子供の立場で「子供に人権
などナイ」と思ってたし、大人(殊に教師)にもそんなヤツが大半
だっただろうから、指摘しても「させて下さい」で何か間違ってる?
みたいな感じで終わってた事でしょう。
③ 正当な支払いに関して「取られる」と言うのが嫌い
…分かりやすい例で言うと税金や特急料金のような物でしょうか。
貧乏人か、金持ちでもケチな人が多く使うイメージです。
賛否は色々あるとは思うんですが、まず納税は国民の義務の1つ
でしょう。税金は国語的には「納める」が正しい筈ですよね。
特急料金は、鉄道会社によっては優等列車でも普通運賃で乗れる
ケースは多々ありますが、JRや近鉄では特急列車に乗ると別に
必要になります。
余分な出費である事は間違いナイですが、その分「車両が快適」
「早く着く」「着席が保証される」と言う利点があるワケで、完全に
無駄な支出であるワケがない。
…何でもカンでも「取られる」を多用する人は取り敢えず否定から
入ると言うか、ケチを付けてやろうと言う発想を根底に持ちつつ
生きてるんだろうなと感じるので、あまり仲良くしたくナイですよ。
日本語と言うのは世界的に見ても、カナリ難解な言語だと聞いた
事があります。なので些細な言い間違いが他人を不快にさせてる
ケースがあるかも知れず、言葉遣いも慎重に行うべきでしょう。
まぁ私の感性が特殊なのと、一般人にソコまでの気遣いは無理
だと思ってるので、他人には直接に指摘せず「少なくとも自分は
気を付ける」に留める事にしていますが。ふん。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.1617 ○○について考える