新・駅長日誌Ⅱ

近場の駅ノートの２巡目という事で、本日は京都府舞鶴市よりお送り
しておりますクラ駅長です。



昨日は京都丹後鉄道の辛皮と丹後由良を描いてきました。…前回は
辛皮だけで７時間掛かったワケですが、今回は当たり前のペースです。

即位の礼で今年だけの単発な休日だったんですね。普段から曜日の
感覚が余りナイ生活をしてるので、直前まで気付きませんでしたが。

さてＳＬやまぐち号ですが、そろそろお昼なのでお弁当にしましょう。



始発駅の新山口で買ってきた「ＳＬ弁当」です。…記録を見たら前回
もコレを買ってたようですが、３年も経てば忘れてるって話ですよ。
「新山口名物」と言いつつ先述の通り、製造は広島のようですね。

と、３号車の売店で地ビールを２種類買ってきました。…「カップ要り
ますか？」と聞かれたけど何故か断ったのでラッパ飲みです。

缶ビールや瓶ビールは、そのまま売ると「酒類の販売」に当たるので
税務署の許可が必要です。飲食店営業許可で売るには栓を抜いて、
可能ならカップに注ぐ必要があるんですよ。



…テンションの低い子供を連れた爺さんは、私が進呈したゲームの
プレイ券を持って席を外してますので、少し窓を開けてみました。

昔の客車には冷房が無く、夏場は窓を開けるのが当たり前。そして
トンネルが近づくと一斉に「閉めろー！」となってたワケですね。

ＳＬやまぐち号も12系の時代まではソノ光景が見られたんですが、
客車が新しくなってエアコンがより快適になると、乗客側にもソノ
発想がなくなるようです。

給水塔が残る事で有名な篠目駅はすぐの発車でした。
…列車の向きからしても、ココで給水塔を入れて機関車を撮るには
復路便の方がいいようです。



ココでその３号車のゲームコーナーを覗いてみました。…ＳＬを運転
する物と釜焚き（炭投）を体験する２種類があるんですね。

前者は「電車でGo！」みたいなもんでしょうか？…確か同じシリーズに
「汽車でGo！」ってのもありましたが、難かしかったのを覚えてます。

釜焚きの方は、スコップで石炭を投げ入れる動作をすると、ドコかに
あるカメラがソレを感知して、状態の良し悪しを判断するようです。
…無駄にハイテクと言うか、開発の手間だけでも大変な話でしょうね。



列車は峠を越えて津和野の盆地に入り、地福で停車。ココでも若干の
撮影タイムが取られています。

駅舎へ回る踏切から機関車が撮れるのと、向かって左側のステップに
立って記念撮影する程度の事は可能なようでした。
…線路脇の「地福駅」の看板はソレ用の物。ハッキリ言えば邪魔です。

…40年前はキャブに入ったり釜の前に乗ったり、もっと「やりたい放題」
だった気がしますが、流石にそんな時代ではナイのでしょう。

平地に入って軽やかに走る感じになったＳＬやまぐち号は、もう少しで
終点の津和野に到着します。

※→次回に続く

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