新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鍛冶屋線跡地を探る2019 ②

2019/12/03(Tue)

コレまた少し前の事になりますが、関西駅ノート2巡目として、
豊岡1泊京都丹後鉄道コウノトリの里山陰本線居組へ行って
きましたクラ駅長です。

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今回は予備日を設ける事が出来ないので、その分各駅での滞在時間
長めに取りました。…しっかり見直しが出来るようにしております。

コレで今年の駅ノート70枚に達しましたね。まだ12月が殆ど残って
おりますが段々と寒くなるし、キリのいい所ヤメておくかな?
予定は未定なので、まだ分かりませんが。

さて鍛冶屋線の跡地ですが、西脇市駅を出ると線路跡へ反れ、
ココから遊歩道が始まります。

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廃線跡有効活用するケースとして、地元の人たちにとって最も
有り難いのがコレじゃないのかな?と思います。鉄道の線路カーブ
も緩い最短ルートで目的地を結んでるケースが多いですからね。

車道との交差点は当然に踏切跡でしょう。車止めが設置されてました。

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随所に休憩スペース公園が作られています。

サイクリングロードとしての最初の区間1.4km程度であり、途中で
休憩を要するほどの距離ではありませんが、ジョギング犬の散歩
にも向いてる施設なのでしょう。

…その先の並木鉄道の線路の感覚で見たら明らかに車両限界
引っ掛かりそうな狭さなので、後に植えられた物だと思われますが。

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幹線道路(県道17号線)との交差点には、踏切の踏板の跡が残って
ました。…モニュメント的に故意に残したのかかはです。

暫く走ると1.0km地点。これから先も同様のキロポストもどきが続いて
存在するのかな?と思ったんですが、車道に転換されてる区間もある
のでソレほど多く見なかった気がします。

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左右が田んぼで明らかに鉄道の築堤だった区間に入りました。街灯
設置されてるワケですが、その支柱が明らかに鉄道用の物ですね。

鍛冶屋線は最後まで非電化だったから、架線柱ではなく通信用の
電線でしょう。柱には昭和29年の年号がありました。

「工」国鉄の所有物土地の境界の杭などに多用されてる記号で、
明治時代の「工部省」に由来します。

…そろそろ1つ目の駅だった旧西脇市駅に着く頃ですね。

→次回に続く



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No.247 鉄道廃線跡を探る