新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鍛冶屋線跡地を探る2019 ⑤

2019/12/06(Fri)

浄瑠璃寺お寺の境内にも猫が多く居ます
…以前に住職さんに訊いた所「全部で20匹ほどだけど人前に出てくる
のは半分程度かな?」というお答えでした。

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お寺では流石に本堂の中へは猫を入れないようにしてるんですが、
寒くなってきましたので外で常に何匹かがニャゴニャゴ言ってまして、
お客が戸を開けた隙入り込んでしまう。で堂内を担当してる人
襟首を掴んで外へ出す。…の繰り返しのようです。

ちなみに右の猫が廊下を歩いてる建物が本堂平安時代の建築。
勿論国宝ですよ。

国宝の建物に住んでるってナカナカ居ないと思うんですが、ソノ
辺が奈良の面白い所だと思いますクラ駅長です。
(※木津川市京都府ですが奈良の観光地として扱われるもんで。)

さて鍛冶屋線跡地を探る旅ですが、新しく作られつつあるバイパス
道路に沿って走ると、羽安という駅の跡に着きました。

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…ココにはホームの跡休憩スペースのような屋根付きのベンチ
作られています。この道路がサイクリングロードだった頃から存在する
施設で「一目で分かりますよ」という情報を得ていました。

ソレはソノ通りとして、何やらイベントの準備らしき状態になってます。

私がココを見に行った翌日11月4日に、鍛冶屋線廃止30周年
新しいバイパス道路開通式を兼ねたウォーキングイベントが実施
されると言う事で、恐らくココがゴール地点になるのでしょう。

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関係者の方が多くでて準備作業が行われてるワケですが、道路には
地元の子供さんがチョークで描いたであろう巨大な列車の絵があり
ますね。…青い車体のソレは、やはり鍛冶屋線末期気動車でしょう。

車が通るようになってしまえば、道路直に絵を描く事は出来なくなる
でしょうから、開通式に相応しい演出とも言えますな。

右の看板駅名票でしょうか?翌日から公開されるであろう感じで、
この時は段ボール覆われたままでした。…コレだけは実体が気に
なるから、後日何かのついでがあれば見に来る事にしましょう。

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こちらは常設の物ではなくイベント限定で公開される感じのパネル
展示のようです。…古い時代駅舎や列車の写真を中心に、鍛冶屋線
歴史を紹介する感じで説明が為されていました。

イベント前の段階だから断られるかな?と思いつつ準備をしてる方
に訊いてみたら、撮っても大丈夫だと言う事でしたので、簡単にのみ
ですが記録しておきました。

準備中だからゆっくり見るヒマも無かったんで、終了後ドコか市原駅
の記念館
とか)で公開してくれたら有り難いんですがね。

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この羽安駅の先にある同名の交差点で、バイパス道路終点です。

…てかココから先廃線跡既存の道路として、以前からある物なん
ですが、今後は四差路の交差点になるので、横断歩道などの工事
行われていました。

廃線跡新しい道路として有効活用されるのはイイ事ですが、この程度
の規模のローカル線だったらサイクリングロードのままで置いといて
貰えた方が、個人的には楽しいんですよね。

田舎ほど車社会だから、ソノ土地なりの事情はあるのかも知れません。
…ともあれ再び車道になりましたが廃線跡巡りまだまだ続きます

→次回に続く



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No.250 鉄道廃線跡を探る