鍛冶屋線跡地を探る2019 ⑦
2019/12/08(Sun)
先日、東京からの帰りに「ドクター
イエローのお子様ランチ」を買った
事で、新幹線車両をデザインした
持ち帰り前提の駅弁容器。…が全て
集まってしまったかも知れない
クラ駅長です。
…折角だから全部並べてみました。
JR移管後は各社で個性豊かな車両
が走ってるワケですが、九州は?
…単に自分が知らないだけかも知れませんので、次回に九州へ行く
機会があれば(間もなくあるワケですが)調べてこようと思います。
博多駅の「駅弁スタジアム」なら全部揃ってますでしょ。
さて鍛冶屋線の跡地を探る旅ですが、先述の通り中村町駅の跡地付近
が旧中町の中心地であり、現在の多可町役場もココに置かれています。
…地元の人にとっては「中町」という地名の方が馴染み深いのか、役場
の前には「中町」としての町政80周年の記念碑が建っておりました。
その近くに何故か錆びたレールが2本。
…鉄道があった事を示す記念物としては中途半端だし、ベンチか何か
として再利用されてるフシもありませんね。全く以て謎です。
更にバイパス道路を進むと、車道は三叉路で行き止まりになっており、
その真向かいに大きなポプラ(だと思う)の木が2本上植えられた地点
に出ました。…ココからまた自転車道が始まるようですよ。
説明書きによると「水と風の遊歩道」と名付けられた道のようです。
起点近くは西脇市なので、ココとは行政区画が異なりますが同じような
発想でこちらも自転車道が作られたようです。
…廃線跡の土地は自治体に譲渡されるケースが多いのですが、その
活用方法に関しては各自治体によって大きく異なるのが事実。
市の境界を越えると一気に状況が変わるケースを幾つも見てきました。
「水と風の…」と題してあるだけあって、随所に噴水(らしき物)を備えた
公園が造られています。…しかし今が冬場だからか経費節減のため
なのか、長らく水を出してナイように見えましたな。
更に進むとまたガーター鉄橋が出てきました。…加古川の源流の1つで
概ね鍛冶屋線と平行して流れる杉原川という川です。
ココを渡れば終点の鍛冶屋駅まではあと1km程度であり、恐らく運転士
さんの気持ちも「ようやく一息」って感じだったものと思われます。
欄干には鍛冶屋線を走ったC12型蒸気機関車と、現役時代の気動車
列車の写真が飾られておりました。…若桜鉄道で体験運転をさせて
頂いたC12型の167号機がココ出身だとは知りませんでしたが。
この鉄橋も側面へ回り込んで全体像を見てみましょう。
…やはり鉄道のガーター鉄橋そのままの造りで、中央部だけが物見台
のように広げてある感じです。
そんな感じで私の廃線跡旅もあと1km。間もなく終点の鍛冶屋駅跡に
到着しますよ。
※→次回に続く
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No.252 鉄道廃線跡を探る