新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

鍛冶屋線跡地を探る2019 ⑧

2019/12/09(Mon)

先日「一万三千尺物語」富山まで往復した時の話です。

金沢までの往復特急「サンダーバード」なのですが、車内でパソコン
を持ち込んで作業をするので、往復ともコンセントに近い車端部の席
選んで取り、更に概ね南北方向に走る湖西線内での陽当たりを考えて、
どちらも進行方向に向かって左側を確保したんですよ。

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…そしたら帰り折角の状況なのに右(西)側の席カーテンの引き
甘いヤツが居まして、直射日光当たりまくりでした。

敦賀到着ぐらいまでに作業終わってましたので、後は5ちゃんねる
スレッドでも眺めてればいいワケでして、からカーテンを被って
スマートフォンを見ておりましたクラ駅長です。

高架橋を走る列車の影が、地面にカナリ長く落ちているのが分かり
ますでしょうか?当日はイイお天気すぎて、駅で写真を撮るにしても
日陰が暗くなりすぎたりするから、に色々困りましたわ。

さて鍛冶屋線跡地を探る旅ですが、間もなく終点鍛冶屋駅
到着するようです。

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西脇市内にあったのと同じような新しい距離票が建ってますが、
周囲はめっちゃお墓ですね。帰って画像を見てから知りました。

自転車可遊歩道として整備された廃線跡約1.5kmに渡って続いて
おりますが、所々に信号設備の機器箱と思しき物がモニュメント的に
残されていました。

…ぃゃ、私でも「コレは何だ?」と訊かれたら上記の感じにしか答える
事は出来ないワケで、一般の人から見たら単なる箱でしょ。
信号機本体とか、もっと分かりやすい物は無かったんですかね?

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入口付近にあったのと同じタイプアーチ状のゲートがあり、ココで
廃線跡終点になります。…駅跡である事を示す看板がありました。

鉄道もソノ使命を終えたと判断されると廃止されるワケですが、
廃止時期周辺環境によって廃線跡再利用方は様々ですよね。

既に周辺の道路充実しており、線路跡にまで建物を建てる必要が
ナイ場合に、こうして遊歩道として残されるケースが多い感じか?
…勿論、私にとってはソレが一番有り難いんですが。

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駅の跡地には「鍛冶屋線記念館」として、元の木造駅舎リフォーム
した建物と1両分のホームが残されており、キハ30型気動車が1両
静態保存されています。

「鍛冶屋線記念館」ネット検索した場合、ココと先述の市原駅の
記念館
両方が引っ掛かるワケですが、ココは限定的にしか公開
されてないようで建物内には入れますが部屋は施錠されておりました。

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こちらも以前に来た時に(見れる範囲で)見学しましたので簡単にのみ
紹介しておきますが、ホームには鍛冶屋駅の他、手前の中村町駅
駅名票も建てられています。

鍛冶屋線の車両は加古川線共通運用だったから同じ青緑色です。
…車両が雨ざらしなので段々と色褪せてきたのが残念な所ですね。

そんな感じで関西のJR(国鉄)廃線跡も、自分が世代的に知ってる
大部分を回れたような気がします。…このカテゴリーの今後は、
他の地域面白そうなやつを選んで回る事になりそうですね。

まだまだ気になる廃線跡沢山ありますので、適当にお楽しみに。




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No.253 鉄道廃線跡を探る