新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

備後矢野駅を探る

2020/01/31(Fri)

そんな感じで福塩線中畑駅駅ノート描き終えましたので、同じ
福塩線内で次は3駅先備後矢野駅へと向かいましたクラ駅長です。

鉄道道路の最短ルートですが15kmほどの距離でした。

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着いたのはイイとして、外観は田舎によくある国鉄タイプ木造駅舎
なんですが、色々と個性のキツい内容になってます。

駅ノートを描いて1回で終わるには情報量が多すぎますので今回は駅
の状況から先に、2回に分ける事にしましょう。

まず右の画像で見て、端っこがトイレなのは分かるんですが真ん中
小さな御堂のような建物があって、「幸福の黄色いハンカチ」みたいな
状況になってます。

この時点で「独特のセンスだな」と思うんですが、駅の正面から見ると
建物の裏側らしいので、正面はホーム側なのでしょう。

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駅舎の建物のうち、目測で6割程度食堂の店舗になってます。
…今回はコレを楽しみの1つにして来たんですが、何か暗くない?
その辺の事情次回として、待合室部分矢鱈と物が多いんですよ。

まずベンチで囲む感じに大きなテーブルが設置されてます。
コレは駅ノート描く側としては有り難い話ですが、端っこに取り付け
られた手すり「高齢者仕様」な雰囲気ですな。

上の方に貼ってある集合写真は、地元の方と思しき皆さんが秋篠宮
ご夫妻と写ってます。来られた事があるのかしら?

そしてガンダムのプラモデルが飾ってあってり、広告で造ったような
ペーパークラフトお城五重塔などもありますな。 …正直に言えば
支離滅裂と言うか「どんなセンスなのよ?」と思うワケですが。

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無人駅お約束であるミニ図書館らしき物ですが、このラックはアレ
でしょう。ホームセンター野菜の種なんかの袋を並べてあるやつ。

…そして本のラインナップを見るに、ほぼ全部カッパノベルズなど、
西村京太郎氏の新書でした。

そして極めつけが、右のサトちゃん。…薬局の前なんかによくある
乗り物ですね。正式名称「サトちゃんムーバー」と言うそうな。

基本的には小銭で動くんでしょうが、無料で動かす方法もあるらしく
店の人に言えば何とかなる旨の貼り紙がありました。
…またサトちゃん目立たないけど奥にトランポリンもあるようです。

地域の活性化のため、無人駅飲食店などの店舗が入った駅は時々
見かけるワケですが、 ココまで意味不明なセンスで尚且つ待合室
部分まで私物化してる状況初めて見たぞ。

かと言われれば…許されてるからココまでになったであろう
ワケで、問題ナイのかも知れませんが、何だかな…。

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ともあれ駅舎から出て、ホームなど外回りも見てみましょう。
まず改札があったと思しき所に、木彫りのカエルが居ます。
先程外から見えていた御堂には、布袋様が祀られてるようでした。

見るからに怪しい所へ、しっかり賽銭箱も置いてありますが、ドノ
ぐらいの人お参りするんでしょうか

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ホーム交換可能島式の物です。運転系統としては先程の中畑
同じ区間なので、列車本数変わりません。 …滞在中1本だけ
見る事が出来ました。

そして駅舎ですね。通常なら1番線に相当する部分にもホームらしき
構造になってますが、ココは使われていません

その代わり軒先一杯まで部屋を増築した感じで、ココも食堂の客席
なってるようでした。

食堂がありながら、ココまで見ても暗いままだし人の気配ナイしで、
何となく状況の察しが付く所ですが、次回に続きます

→次回に続く



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No.306 駅長が見た風景