新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

観光列車「ながら」 ②

2020/02/15(Sat)

さて長良川鉄道観光列車「ながら」ですが、続けて車内の紹介です。
…一部に発車後途中駅で撮った画像も含みますが、先にマトメて
やってしまいましょう。

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先述の通り「ながら・鮎号」の車内は4名掛け2名掛けボックス席
が基本になっています。食事が提供される事もあるので、折り畳み式
のテーブル
がありますね。広げるとカナリの広さになりますな。

そして一部に窓向きのカウンター席もありました。当日は参加人数
ソレほど多くなかったんですが、満席だとココも使ったりするかしら?

を基調とした和風のインテリアアニマルっぽい柄のシートと、
丸いピン
みたいな取っ手と…すっかりお馴染みの水戸岡デザインです。

観光列車なんて一般的には1本か2本乗る程度の物であり、コンセプト
被りまくってようが気付く人は少数派なんでしょう。

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北濃方向の端には地元の特産品を展示するショーケースサービス
カウンターがありました。コレまたお馴染みの仕様です。…コレで本棚
があれば完璧
ですが、スペース確保出来なかった

サービスカウンターは、料理を提供する時のパントリーとしてのみに
使われてまして、グッズ飲食物販売ナイようです。

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そんな感じで始発駅美濃太田を発車して程なく、お料理前菜
重箱が運ばれてきました。メニューなども先に配られています。
ぁ、ビール(緑色の瓶)別料金ですよ。

…ドコまでが前菜でドレがメインなのか分かりにくいのですが、一番
大きなやつ「和宮内親王の玉手箱」というタイトルが付いてますな。

徳川家茂に嫁いだ皇女和宮の事?…調べてみるにお嫁入りで江戸へ
下る時、中山道経由で御当地の美濃加茂市(太田宿)も通ったそうな。
些か「こじ付けがましいかな?」と思いますが、ウケれば良しだろう。

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記念乗車証(と思しき葉書大の紙)はスタンプ捺し用のスペース
になってました。…忘れないうちに捺しておきます。

カード予約者の名前が入り「あけましておめでとうございます。」
細やかなサービスですがもぅ13日ですからねー、ちょっと微妙

…基本的に金・土・日・祝に運転される同列車ですが、ホントは前日の
12日乗りたかったんですよ。

私もココは世間並の3連休だったので12日観光列車「ながら」
乗ってから終点まで行って北濃駅ノートを描き、戻って岐阜辺りで
1泊して13日浜名湖佐久米駅ノート…と考えてました。

昨年末27日ぐらいに同社の予約専用電話に掛けたら(申し込み
今時電話受付のみ!)、「11日12日お客さんが居ないので運休
と決まりました」とか言われてしまったんです。…締め切り早くね?

と私は「英毅」という名前漢字を説明するのが今だに面倒なの。

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仕方ないから上記の3つの予定全部分割して、観光列車「ながら」
13日に決めました。…受け付けが折角電話だから「12日『やっぱり
走らせます』とかナイですよね?」と念を押してやりましたが。

そして年内に振り込み用紙が送られてきて、指定の口座に入金したら
更に「乗車証」が送られて来るという、アナログな仕組みです。
銀行振込用紙を窓口へ持って行くケースは減ってるだろうな。

そして乗車証当日の持ち物としてコノ書類が要るのは当然として、
常備薬保険証大きなお世話でしょう。…尚且つ同封されている
フリー切符持って来なくてイイのか?

色んな意味で乗る前から退屈しない観光列車「ながら」ですが、列車
快適郡上八幡に向かって走ります。…照ったり曇ったりお天気
ですが、お料理と車窓風景を楽しむ事にしましょう。

→次回に続く



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No.321 乗り鉄日誌>第三セクター路線