新・駅長日誌Ⅱ

…さて浜名湖佐久米駅ですが、駅ノートも何とか一段落しましたので、
ココからはユリカモメをヨシヨシして遊んでみましょう。



直哉さんによると、当日に集まってたユリカモメは約200羽との事。
数だけ聞くと多い印象ですが実はコレでも少ない方だそうで、更に多い
時には800羽ぐらいになるのだそうです。

通常は湖岸のコンクリート壁などに大人しく留まってるのが、スタッフ
の方がエサを持ち出すと途端にカオス状態になるんですよ。
…数多のブログなどでよく見る感じの写真が誰にでも撮れます。

…何年も前、直哉さんに初めて画像を見せられた時には、この状況が
俄かに理解出来ず「何かのアプリで作った物」と思ってしまいました。
スポーツ新聞の紙面に友達の写真とかを合成するやつがあるでしょ。



エサになるのは、食パンの「耳」の部分やかっぱえびせん等のようで、
場合によっては食パンを「斤」のカタマリのまま持ってる人も居ます。

パンはいいとして、かっぱえびせんは塩分的に大丈夫なんでしょうか？
以前に三陸の浄土ヶ浜へ行った時も、ウミネコに与えるエサがかっぱ
えびせんだったんですよ。

犬や猫に人間と同じ物を与えると、塩分過多になるらしいんですが、
ウミネコもユリカモメも更に小さい身体なのにね。

で、スタッフさんがエサを持ってると、頭の上に載ってくるヤツが。
…どうも「こうすると人間ウケする…沢山貰える」と分かってるらしい。
だから大抵の方が毛糸の帽子などを被ってました。


では少し休憩。
…駅前には何故か、牛のデザインになったトイレがあります。
単体で見ると「何で牛？」と思ってしまう所ですが、沿線の他の駅では
例えば象だとか、一種のシリーズになってるようですね。

そしてアテにしていた喫茶店は臨時休業でした。コレは残念。
前回に来た時の印象では、喫茶店なのに定食類もカナリ充実してて
豪華なランチが頂けたように覚えておりますが。

付近にお店が少ないので、慣れてる方は東名高速道路の浜名湖
サービスエリアまで買い出しに行くようです（裏から入れるんでしょう。）
…直哉さんにコロッケを１つ頂きました。ありがとうございます。



そして大半がユリカモメな中に１羽だけウミネコが居るのだそうです。
…アップで撮ったから比較出来なくなりましたが、ユリカモメより
２回りぐらい大きいんですよ。新幹線と軽便車両ぐらいの差かな。

生まれた時からずっと居るのだそうです。…変だと思わないのかね？

そんな感じで直哉さんに色々と教えて貰ってたら、私もエサをくれる人
と勘違いしたのか、アタマに載られてしまいました。…ユリカモメの足
ってのは水掻きが付いてますから、妙にピタピタした感触です。

カメラを出して構えて、顔を作る余裕があるぐらい長く載ってます。
なかなか出来ない（であろう）体験が出来てしまいました。

以下おまけ…



帰りの気動車は、行きと同型車だけど湘南色ラッピングの車両でした。
…天浜線は元々は「国鉄二俣線」なので地域的に合ってそうな物ですが、
ずっと非電化だから113系とかは走らなかった筈ですけどね。

「静マタ」は天竜二俣の事でしょう。フォントまで似せてあるのだな。

そんな感じで駅ノートも然る事ながら、気になってたユリカモメの時期
に訪問出来て、直哉さんにも色々と解説を頂けた充実した旅でした。

さて、次回からはいよいよ沖縄ですよ。

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