新・駅長日誌Ⅱ

観光列車、駅ノート、鉄道保存施設、
廃線跡と猫ヨシヨシ。…稀に木村。
毎日更新します。

駅ノート (廃)笠岡

2020/03/21(Sat)

そんな感じで山陽本線笠岡途中下車し、から少し歩いた高架下
まで来ましたクラ駅長です。

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山陽本線跨ぐ道路高架下「西ノ浜北児童遊園地」と名付け
られた子供さん用の遊び場になっており、ココにあるのは井笠鉄道
気動車ホジ9型保存車です。

以前に笠岡に来た時にも立ち寄ったので2回目なのですが、今回は
ココの駅ノートならぬ保存車ノートを描きに来たからなんです。
…以前からあった筈ですが、その時は興味がなくスルーだったので。

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繰り返しになりますが井笠鉄道は、山陽本線笠岡を起点として
矢掛神辺へ路線を伸ばしていた軽便鉄道です。

昭和46年廃止された後、路盤の一部は現在の井原鉄道の線路に
再利用されてたりもするらしいですが、沿線だった随所に保存車両
残されており、このホジ9型もソノ1両に当たると言う事ですね。

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廃車から恐らく50年近く経過している車両な筈ですが、保存会の方
が定期的に車体の修理塗装直しなどを行なってるらしく、キレイに
保たれています高架下だから直射日光防げるわな。

児童公園にあるので何も知らない現代の子供さん電車ごっこ
とかして遊んだりもするのでしょう。ロングシート板張りのベンチ
に変わってますね。

運転席機器類元からこんな感じなのでしょうか?必要最低限
装備しかありません。ガラスが無いのは安全のため「敢えて」かな。

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そして「保存車ノート」がありました。番号は№4?…40にも見える
けどソコまで需要はあるのかしら?

Twitterか何かで木葉きろはさん描きに来られたような記事を見たん
ですが、バックナンバーは現地には無く現行のノートには常連的な
絵師さんの作品見当たりません

1枚だけ現役当時の車内の様子想像したような作品がありました。

ではは…古い車両なのとノートの紙色付きクリーム色みたいな)
なので、ボールペンのみで描く事にして、コレも現役当時を想像した
にしてみました。

田舎なので軽便鉄道通学してた子供さんも居たでしょうね。
保存車ノートではありますが折角なので、ウチでは「廃止になった井笠
鉄道笠岡駅廃駅ノート」として扱う事にします。

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ココまで来たら新倉敷へ出る方が近いので、新倉敷から「こだま」
乗って、岡山乗り換え京都まで帰りました。元から広島での時間
長めに取ってあったので、「のぞみ」京都着は当初の予定通りです。

…最近は山陽新幹線「700系レールスター」にもWi-Fiが装備された
ようなので、コンセントのある車端部の席を確保すれば、帰りのデータ
整理ノンビリ広い空間で出来ますよね。

次回から山陽方面から帰る時は、「こだま」利用で考えてみましょう。

続いても駅ノートです。1月発見した郡上八幡描き直しと、初の
飯田線になる東栄2駅の報告へと移ります。




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No.356 駅ノートの記録